カテゴリ: 550回〜

昨日は邱永漢さんの83歳の誕生会で
ご一緒させていただいた彭邱素沁さんのことを
書かせていただきましたが、同じテーブルで
ご一緒させていただいたもう1人の妹さんは
楊邱素芸さんです。

私は「素芸」さんというお名前も
邱さんの何かの本でお見かけしたと思いながら、
きちんと思い出せませんでした。

そして自分は邱さんの本の愛読者で、
2年ほど前から邱さんの本だけを専門に扱う
古書店を営んでいますと申し上げました。

すると、素芸さんは笑いながら次のように
ご自身のことをお話くださいました。
「中央公論の暮しの設計のシリーズで
『母から娘に伝える邱家の中国家庭料理』
という本があるでしょう。
あの本の前半部は姉(邱さんの奥様のこと)が書きましたが、
台湾料理のことは私が書き、本の後半部に載せられています。
一週間くらいの間に書いて欲しいと言われ
夢中になって書きました。
これまで生きてきて、あの時ほど
一生懸命頑張った時はありません。」

その話を伺って、私は事情が飲み込めました。
『母から娘に伝える邱家の中国家庭料理』の
後半部には「台湾の家庭料理」が掲載されていて
その執筆者(調理)として「楊邱素芸」のお名前が
記載されていたことを思い出しました。

そこで私は大きくうなづきましたが、
素芸さんは台湾台北市のYWCAで
日本の駐在員の奥さん達に台湾料理を
ボランティアで教えたともおっしゃいました。

またご主人が楊蓮生とおっしゃる
耳鼻科のお医者さんで、中央公論社から
『台湾医師医療五十年』という本を
出版されたことを教えてくださいました。

後で調べてみましたが、以前、中央公論社から
『診療秘話五十年―一台湾医の昭和史』という本が
出版され、著者が楊蓮生さんであること確認し、
私は記念にその作品を古書店から購入しました。

そんな楽しいお話を提供してくださった楊邱素芸は
わりに思われたことをズバズバおっしゃる明朗闊達な方です。
一方、前回ご紹介した彭邱素沁さん柔和で温厚なお人柄で
包容力が豊かな方と拝察しました。
このような邱さんのお2人の妹様と
お話をさせていただくという得がたい機会をいただき
すっかり時のたつのをすっかり忘れてしまいました。

一昨日の邱永漢さんの誕生会で
私は邱さんの二つ下の妹さん、
彭邱素沁さんの隣に座らせていただきました。
そして私の前には彭邱素沁さんの妹さんの
楊邱素芸さんです。
なんと、邱さんのご親族の方と一緒の席に
座らせていただくという光栄に浴したのです。

私は、前回も書きましたが、彭邱素沁さんとは
前にも同じ席に座らせていただき、邱さんの
お小さい頃の話とか、台湾の国民党から三顧の礼で
迎えられ、祖国の土を踏まれた時の話など伺いました。

思い起こせば、それは4年前のことで、
邱さんが79歳になられ、誕生会を
丸ビルのモナリザというフランス料理店で
開催された時のことです。

その時、私は邱さんの弟さんの堤稔さんご夫妻と
ご一緒させていただき、堤さんのお話も楽しく
拝聴しました。そして堤さんから、
素沁さんが大学で家政学の教授であったことを
教えていただきました。

その時のことをお話しすると、
「弟は亡くなりになったんです」
と教えていただき驚きました。
4年前にご一緒させていただいた時の
お元気な姿が脳裏に焼きついていたからです。

「私達の兄弟姉妹は10人でしたが、
今は兄、私、妹、それに高尾にいる弟の
4人しか居ないのですよ」
とおっしゃいました。

そうしたことを親しくお話いただいた素沁さんは
邱さんの著作にも登場されています。
日本の植民地であった頃の台湾で成育され、
東大で学ぶ邱さんの後を追って
日本女子大に留学されました。

そして大東亜戦争が終り、
台湾から日本人を引き揚げる船に乗って、
横須賀から邱さんと一緒に台湾に帰られましたが、
当時のお名前は堤孝子さんで、邱さんが
素沁という中国人名をおくられた方です。

長じて、台湾で家政学の教授になられたわけですが
穏やかな表情で人の話をゆっくり聞いてくださる方です。

私は東京でのセミナーの多くを
渋谷区のビラモデルナという
マンションの一室で開いています。

たまたまこのマンションの一室を
持っているからですが、
私は管理組合の理事長も務めています。

このマンションは部屋数は約200室で、
ほぼ全て事務所として活用されていますが
このマンションの地下一階に受付(フロント)があり、
常時一名の者がマンション地下一階の
フロントにつき、来訪される方々の
各室への取次ぎと届けられる郵便物の処理の
サービスを24時間行に亘って提供しています。

サービスに着く人は常時一名ですが、
24時間に亘ってサービスを提供するため
午前7時30分に出社する人が2名、
午後16:30あるいは21:30に出社する人が2名
合計4名の体制を敷いています。

最近のこと、午前7時30分に出社して
このフロント業務に従事いただいてきた方
1名が退社することになりました。

このため、この人の後をついで下さる方を
下記の条件で募集します。

・勤務場所:〒150-0002東京都渋谷区渋谷1-3-18
ビラモデルナBⅠ・フロント
・業務内容:来訪者の受付と郵便物の処理
・勤務時間帯:次の4通りがあります。
A:7:30~16:30 B: 7:30~17:30
C:7:30~21:00 D 7:30~21:30
・給与:時給1,000円(月当たり17万円強になります)
(社会保険、退職金、賞与はありません)
・都内居住者を希望しています。
・勤務開始時期 :平成19年5月1日

この募集はビラモデルナの管理組合において
行うものです.今回募集している仕事を
2人で分けて行っていただくことも考えられます。
ご関心をお持ちのの方がおられましたら
戸田敦也までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
Mail:atsunaritoda@nifty.ne.jp
電話:0466-34-9299

昨日の夕方18時30分から
東京都中央区晴海の2階にある
晴海トリトンスクエアという大きな
建物の2階にあるフランス料理店
クイーン・アリス晴海で邱永漢さん
83歳の誕生会が盛大に催されました。

事前にいただいた招待状には
「今年の私の誕生日は長い間おつきあいのある
石鍋裕さんのクイーン・アリス晴海で
ささやかなパーティーをひらくことになりました。
勝鬨橋をわたった少しわかりにくいところにありますので
地図でよく研究して迷い子にならないように
時間までにおいで下さい。
そのために詳細な案内図をお送りします。」
と書かれていました。

そこで、うろうろ迷ったりして
恥かしいことにならないようと思い
事前に地図や時間を確認して
大江戸線の勝どき駅に着き、
そこから送っていただいていた図入りの
詳しい地図を片手にクイーン・アリス晴海を訪ね
おかげでスムーズに会場に着くことができました。

着いた時刻が6時ごろで、開始時間までに
まだ30分もあります。かなり早目だけれど
と思いながらも、レストランの受付で
自分の名前が書かれたカードをいただいて
中に入りましたら、かなりの方がもうお見えになり、
邱さんも出席された方々、お1人お1人に
ご挨拶をされていました。

私もお招きいただいたことのお礼を申し上げ
促されるまま、自分の席の方に動きましたら、
4人テーブルの所に席を設けていただいていました。

さて今回はどなた様とご一緒させていただくのかな
と思いましたら、この日のため、台湾台北市から
お見えになった邱さんの2人の妹様と一緒です。
もう1人は、邱さんが台湾で事業を始められたり、
日本で選挙に出られた時に支援された
新藤さんとおっしゃる方です。

私は2人の妹様のうちのお姉様の方とは
以前、誕生会でご一緒させていただいたことがあり、
できることなら、もう一度お会いさせていただきたい
と思っていました。

また、新藤さんとは以前、誕生会が終わり、
最寄の駅に向かう道中でお話させていただいたことがあり
そのキャリアから、是非一度ゆっくり話を伺いたい
と思っていました。

邱さんのご配慮で、私にとりましては
お話を伺いたいと思っていた方々3人と
ご一緒させていただき、これは
楽しいことになぞと、心が弾みました。

考えたことはすぐに実行するというのが
良いことだと思います。
そこで、私は頭に浮かんだ財務相談室を
これから開業することにしました。

考えてみれば、この30年の間に
不動産投資から始まって、
赤字部門の立て直し、
遊休地を活用した新規事業の開拓、
日本、中国での株式投資体験、
そして49歳からの第二の人生開拓、
セミナー活動を通しての支援活動などを
続けてきました。

この間、いろいろな体験を重ね
人の相談にも乗れるキャリアを
積んできたように思います。

そこで、事業の立て直し、新規事業、
転職、起業、株や不動産への投資、
税金対策などお金にかかわることについて
相談を受け、どうしたら良いか一緒に考え、
私なりの考えお伝えする財務相談業を
始めることにしました。

もちろん、人生上の全ての決定と行動は
当事者の責任において行われるもので、
私の意見は第三者の参考意見に止まる
ものです。

場所は、東京都渋谷区渋谷1丁目1の
ビラモデルナというマンションの会議室。
時間は2時間。相談料は3万円(税別)。
現在、私は問題解決の講師の仕事を
していますので、原則として
財務相談は土曜日か、日曜日に行います。

もしこのことにご関心を持たれる方は
ご一報下さい。
この事業の案内書と申込書をお送りします。

なお、これまで行ってきた
複数の方を対象にした人生設計や
理財(経済設計)や事業づくりや
海外経済視察のセミナー(勉強会)は
今後も今後も行いますのでご利用ください。

↑このページのトップヘ