カテゴリ: 1250回〜

邱永漢先生亡くなり、5年の年月が経ちました。

今日は、これから先の世の中を生き抜いていくために、
邱先生がいつも、「世の中の潮流」を追っていた姿を
追いたいと思います。

いまから12年前の2004年3月、
「サーチナ」が「
要人探訪」というシリーズで
邱永漢にインタビューしました。

その時点で「サーチナ」は
「1990年代初頭の中国では天安門事件の記憶も生々しく
その後の中国の成長を予想することは難しかったが、
そんな中、邱永漢先生は中国の可能性を説き続け、
その論調は変わっていない。
邱先生は中国をどう見てきたのか、
これからの中国をどう見ているのか」という角度から
インタビューしました。以下がその内容です。

――今、何にご関心をお持ちですか。

(回答)僕のテーマは「世の中の潮流」です。
「どこに位置していれば儲かるか、その仕事をやるのは誰が適当か」と。
そして人と人を結びつける。結果的にはプランニングをやっていることになります。

今の中国を予想したのは15年前(戸田注:1989年:平成元年)です。
僕の性分として、口で言ったら、即、実行。
当時は否定的な人ばかりでしたけれどもね。
上海にビルを建てたのは、ヤオハンより半年早かった。

それから5年したら台湾の人が来はじめた。
いろんな人が、僕のところに勉強にやってきた。

工業化の前提は安い労働力と弱い通貨です。
しかし、その条件は日本から去った。ならば、どこに行くか。
すでに、台湾や韓国が台頭していました。

『次はどこだ?』ということで、中国大陸を見てまわった。
鄧小平が改革開放を言い出して12年目、
政策として打ち出す半年前のことでした。」

 

『相続対策できましたか』という邱永漢さんの
最新作が刊行されたというので、注文をしていましたら、
今日その本が届きました。

この本はかねてから、邱さんが刊行されてきた
「お金儲けのシリーズ」の6巻目の本にあたる本です。
これまで5冊の本が刊行されました。
『お金持ちになれる人』
『損をして覚える株式投資』
『起業の着眼点』
『東京が駄目なら上海があるさ』
『非居住者のすすめ』

このシリーズの最後を飾るのが
今回の『相続対策できましたか』です。
さっそく自宅と東京を結ぶ電車のなかで
『相続対策できましたか』を読みましたが、
前5冊同様、面白く一気に読みました。

今回の本のまえがきで邱さんは
次ののことをお書きになっています。
「これで無一文からスタートして
億万長者になるためにどうしたらいいのか
という目のつけどころについて、ひと通りの私の
考え方を述べたつもりです。

世に株式評論家とか、経済研究所の所長とかを
つとめる人は少なくありませんが、
ご自分でお金儲けができて、原稿料やサラリーは
いらないという人は滅多におりません。

それに比べると、私がこの6冊の本で述べたようなことを
実践すれば、少なくとも私程度の小金もちにはなれる、
場合によっては私以上の世界的な大富豪になれるという
自信を私は持っています。」

この文章を読んで、なるほど、なるほどと
私は相槌を打ちました。
この「お金儲けのシリーズ」の本はいずれも
タイトルが地味で、「お金儲けの本」にありがちな
派手さはありませんが、いずれも本にも
金持ちになるためのノウハウがぎっしり
凝集されています。

皆さん、邱さんからのメッセージを受け止め
それぞれの立場で、実践につとめようではありませんか。

来る4月11日、名古屋市で
また翌日の12日、大阪で経済設計セミナーを開催します。

ちょうど、9ヶ月ほど前の7月下旬
名古屋市の大須演芸場となりの愛知県中小企業協会、
大阪市では中ノ島の中央公会堂で、
同様の趣旨の勉強会を開きました。

今回も同じ場所で、セミナーを開きます。
「経済設計」とは、年をとってから
お金のことで困らないように
お金を運用していくことです。

時代はどんどん変っていきますので、
時代時代に一番マッチしたお金の運用法を
考えていく必要があると考えています。

これまで自分が実際に経験してきたこと、
そしてこれからの時代の流れを読みを加え、
今の時代に最も適切な運用法とは
こういうことではないかと私の考えを
説明させてただきます。

私が現在行っていることは
中国の会社の株とベトナムの会社の株を買って、
それぞれの会社の成長の尻馬に乗ること、
あわせて東京の便利のいい場所にある
投資向きのマンションを手に入れて、
定期的にお金の入るような体制をしくことです。

こうした私の体験を説明し、それをたたき台にして、
参加される方々にそれぞれにマッチしたお金の運用法
について再検討いただこうと考えています。

特に、最近、東京の便利のいい場所にある
マンションへの投資に関心を持たれる方が増え、
名古屋のセミナーにも、また大阪のセミナーにも
現在その方面のことを検討しておられる方や、
実際に投資された方も出席させるので、そうした方の
ご体験もお話いただく考えです。

またお金を生み出す根源は「働く」ことで、
「働く場所をどこにするのが良いのか」とか
「定年のあと仕事を開拓するにはどうしたら良いか」
といったことについても意見交換したいと考えています。
ご都合のおつきになられる方がおられたら、
どうぞ、ご参加ください。

私は神奈川県の藤沢市と言うところに住み、
東海道線を利用しています。

JRの藤沢駅と新橋、東京方面
あるいは藤沢駅と渋谷方面の間を
往復しています。

その往復の電車の車窓から目に入る
景観の一つの変化は川崎駅前周辺です。
ここは東芝の工場があったところですが、
再開発が進み景観が変わってきました。

かつて私は北九州市にある新日鐵の工場周辺の
土地の再開発に関ってきましたのでこの地区は
親しみを感じさせてくれる再開発風景です。

続いて、景観が一変したのが品川駅周辺です。
新幹線が乗り入れるようになったし、
品川駅港南口方面の景観もすっかり変わりました。

続いて新橋駅東口方面の汐留の風景の
変わりようも大きいです。
実は、先日、汐留のあるビルに行こうと思って
地下街に入ったところ、どう行けば
いいのかわからなくなり、地上に出直して
ようやく、行き先に届くと言う
とても気恥ずかしい思いをしてしまいました。

また渋谷方面に向かう時、
大崎周辺が変わってきていることを感じます。
ここはソニーとか、明電舎の工場があった場所ですが、
先日のこと、新しくできた大きなビルに
大和ハウスのホテルのサインがついていることに
気づき、言い知れぬ親しみを感じました。
昔、北九州での再開発のとき 大和ハウスの
創業者、石橋さんに懇願して、大和ハウスの
ホテルを立てていただからです。

以上は、私が電車の車窓から見る東京の景観の
変化ですが、先日、NHKスペシャル番組
沸騰都市シリーズの最終回、
『東京 TOKYOモンスター』を見て、
空から見ても、東京で、大変化が
起こっていることを強く感じました。
今年は、腰を入れて”東京に起こっている大変化“
を勉強する必要があるぞと感じているところです。

あちこちの庭に桜が咲く季節になりました。
昨日は福岡でソメイヨシノが咲いたそうですが、
東京では3月下旬から4月上旬にかけて
サクラが満開を迎えるようです。

それをねらって、4月4日、隅田川の水上バスに乗り、
日の出桟橋まで舟の旅を楽しむことにしています。

狙いの一つは風流を楽しむことです。

“春のうららの隅田川 のぼりくだりの船人が
櫂のしづくも花と散る ながめを何にたとふべき

見ずやあけぼの露浴びて われにもの言ふ桜木を
見ずや夕ぐれ手をのべて われさしまねく青柳を

錦おりなす長堤に くるればのぼるおぼろ月
げに一刻も千金の ながめを何にたとふべき”
(「花」 武島羽衣作詞 滝廉太郎作曲

こんな歌を口ずさみながら、隅田川くだりを
楽しみたいと思っています。

狙いの二つは変貌著しい、東京湾のベイエリアを
見て、今の時代の動きに触れることです。

 よくバブル崩壊後の日本は元気がないとか
言われますが、地価が大幅に下がったことを
奇貨として、大井、品川、浜松町、六本木、
新橋、汐留、銀座、日本橋、秋葉原など一帯は
バブルが崩壊した頃から12006年くらの間に
高層ビルが立ち並ぶようになりました。

こうした新しい姿にふれておかないと
時代遅れになってしまいます。
新しい変化には好奇心を燃やして
タッチしなければなりません。
ということで、水上バスに乗って
これら新しい東京の“新興開発ゾーン”の
姿を見ておこうということです。

そういう意味ではこの企画は、
昨年春の「東京駅周辺の見て歩き」、
秋の「レインボーリッジとお台場一帯の見て歩き」
に続く、「東京散歩」の第三弾です。
新しい東京の風景にふれたい方は
どうぞ、ご参加ください。
費用は水上バス代だけです。

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