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今日は午前中、ホアファット鉄鋼グループ
午後、軍隊銀行を訪問します。

ホアファット鉄鋼グループは
ハノイに行くときは毎回、訪問している会社で
訪問したときの体験は結構書いています。

経営姿勢に好感を持ち、都度、株を買ってきましたが、
ジャパン証券のスタッフによれば、昨年に比べ
株価が2.5倍になっているとのことです。

また軍隊銀行は2回目の訪問ですが、
ジャパン証券のスタッフから昨年聞いたところでは
一般に銀行は不景気だったけれど、
軍隊銀行だけは業容がよく
給料が上がったとのことです。

これら二つの会社では、それぞれ
好業績を挙げられた理由と
今後の見通しを伺いたいと考えています。

さらに、今日はそのあと、
ジェトロハノイ事務所も訪れます。

いまベトナムでは裾野産業の充実が求められ、
日本の経済界も力を入れていますが、
充実、改善に向けてのテンポが遅い
といった問題が指摘されています。

そうしたことについて、日本側の
見方を伺っておきたいという友人の要望に
よる、訪問です。

 

ハノイでの私の定宿は
ヒルトン・ハノイ・オペラというホテルです。

オペラ劇場のそばに立つホテルなので
そういう名前がついているのですが、
人が集まるのにわかりやすい場所にあります。

食事がわりに美味しいという印象を持っています。
ですので、自然にここに泊まるようになっているのですが、
今日は、初めてハノイを訪れる友人たちと
朝、一緒に、このホテルのロビーに集まり、
午後4時頃まで、名所を見学することにしています。

また、ベトナムに何度もきながら、
ベトナム伝統の「人形劇」を見ていないので、
夕方、鑑賞し、そのあとベトナム料理を
いただくことにしています。

明日からの会社訪問前の肩慣らしです。

「外人向けのベトナム証券会社が必要ですね」
と邱永漢先生が「もしもしQさん」に書かれたのは
2007年6月2日のことでした。

この年の1月11日、ベトナムが
WTOの150カ国目のメンバーとして正式加盟され、
日本人の中にベトナムへの関心が高まりました。

こうした高まりに呼応して、
邱先生が2009年、ベトナムに
日本の資本が49%、出資する
さくら証券(現ジャパン証券)をつくってくれました。

おかげで、私などもジャパン証券さんの
事前交渉とガイドで、ベトナムの上場会社を訪れ、
この会社の株は持つのがいいか、
それとも、そこまでの価値はないか、
を判断させていただく機会を持たせていただいています。

初めてハノイを訪れたのは東北大震災が
起こった直後の2011年3月のことです。
以来、私の訪問に同行いただく方が続き、
ハノイ訪問が続く形になっています。

邱先生の先導、
ジャパン証券の皆様のご配慮、
そして友人たちのご支援のおかげです。

 








 

邱永漢先生が、12年前
「あなたも成り金の仲間入りができます」
と予言したのは、2000年から始まった
「ハイハイQさん」のコラム連載が始まって
2年後のことでした。

その後、コラム連載は2012年4月28日まで続けられ、
これらのコラムをまとめた著作が
次のように全部で34冊、遺されています。

これらの本を本棚に収め、
時々、引き出してお読みになっている方も
結構おられるのではいでしょうか。

1 もしもしQさんQさんよ (光文社) H 12.7 
2 いまの時代が読めますか( PHP研究所) H 13.1 
3 仕事を変わりたくありませんか( PHP研究所) H 13.4 
4 生きるヒント生かせるヒント (PHP研究所 )H 13.8 
5  こんな人いませんか (PHP研究所) H 13.12

6  いい仕事見つかりましたか (PHP研究所) H 14.3 

7 独立を考えてますか( 徳間書店) H 14.6 
8 メシの食える自信ありますか (徳間書店) H 14.10
9 外国で働きたくありませんか( 廣済堂) H 15.6
10  金儲けはグローバル化の巨象に乗って( 廣済堂) H 15.8 

11 デフレを明るく、楽しく、力一杯 (廣済堂 )H 15.10 

12 新しいビジネスを探しに行こう( 廣済堂) H 16.4 
13 見える景色の向こうを見よう (廣済堂 )H 16.5 
14 中国を昔の眼で見るな( 廣済堂) H 16.7 
15 君ならどうする?( 廣済堂 )H 16.9 

16 中国がクシャミをしたら (廣済堂) H 17.1 

17 中国で稼ぐヒント (廣済堂 )H 17.6 
18 それでもとまらない中国の大成長 (廣済堂) H 17.11 
19 いよいよ中国株の時代だ (廣済堂出版 )H 18.2
20 お金持ち日本喧嘩せず (廣済堂出版) H 18.6

21 中国にこれだけのビジネスチャンス( グラフ社) H 20.11 

22 中国株で一山当てたい人集まれ (グラフ社) H 22.5 
23 中国株は成長株の時代に (グラフ社) H 22.6 
24 中国で次に起こることは? (グラフ社) H 22.7 
25 中国投資はジェットコースターに乗って( グラフ社) H 22.8 

26 私でもこんなに間違える中国成長株選び (グラフ社) H 22.9
27 次は中国へお金の大移動 (グラフ社) H 22.10 
28 アジアの時代を予言して20年 (グラフ社) H 22.11 
29  もっと中国の研究を (グラフ社 )H 22.12 
30 人民元高に負けるな、中国株 (グラフ社) H 23.1 

31 中国にこれだけのカントリー・リスク (グラフ社) H 23.2 

32 中国次のテーマは食糧不足 (グラフ社) H 23.3 
33 遠いと思うな、アジアの時代 (グラフ社 )H 23.4 
34 逃げるお金に続け (グラフ社) H 23.5

2002年にNHKBSで伝えられた
「世界潮流2002第2回
「巨龍世界へ - 中国経済・躍進の行方」のこと、
邱永漢先生は、もしQ/2002年5月2日の
第783回
「あなたも成り金の仲間入りができます」
でも次のように書かれています。

「今度NHKの2時間番組世界潮流2002第2回
「巨龍世界へ - 中国経済・躍進の行方」
(5月25日(土)22時よりNHK衛星第1放送にて放映)
の取材に参加して、北京 - 上海と歩き廻りましたが、
改めて成長経済に突入した中国の
スピードの早さに一驚しました。

私は10年前に今日の中国を予想していましたので、
意外さはありませんが、それをテレビにおさめて見ると、
野っ原の中に大都会が突然出現した
上海の浦東地域に代表されているようなことが
全国的に起っているのです。
小平が4つの経済特区を
・珠海・汕頭廈門につくった時から
24年たちましたが、
いまや全国で500にのぼる開発区が先を争って
外国企業の誘致に力を入れています。
日本は外国資本に支配されることをおそれて
外資に対してきびしい制限をしましたが、
中国はどこの国の資本であれ、
国内で稼働すれば中国経済に繁栄をもたらすと信じて
外資の導入に積極的なので、
日本で20年かかるところを10年で仕上げています。

私が10年前に訪れた時は、
北京も上海もふつうのサラリーマンの平均給与は
300人民元でしたが、
いまは大学出の初任給が千元になっています。
所得水準は10年で3倍と考えていいでしょう。
既に成長経済はテイク・オフしているので、
恐らく次の10年も3倍の成長をすることが期待されます。
富のふえ方を見ると、いままでの3倍よりは
これからの3倍の方が遥かに大きな数字になります。
300元が千元になるのと、千元が3千元になるのとでは
700元と2千元の違いがありますから、
市場の大きさが大きく変わります。

ですからこれからの10年で中国には
大へんな数の成り金が誕生することになる筈です。
日本がどうなるかを心配するよりも、
その中にもぐり込めばいいのです。」
(もしQ/2002年5月2日第783回
「あなたも成り金の仲間入りができます」 )

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