これまで書いたような経過を経て、
私はFACE BOOKを通して、邱永漢先生の旧友三石敏雄氏と
交流するようになりました。
そして、先日のことですが、
FACE BOOK内グループ「戸田ゼミ」(非公開)
への参加者が100名を超えた時点で、
三石敏雄氏にメールし、特別会員として
招聘させていただきました。
さっそく、ご了承いただき、
上記、グループ「戸田ゼミ」で、
三石様が渋谷に建設されたばかりの「マネービル」で
仕事をされたこと、また三石様を邱先生に紹介されたのが
今東光氏(直木賞作家)であったと紹介し、
邱作品に今東光様、三石様について述べた文章があることも
紹介しました。
三石様から次のような自己紹介をいただきました。
「今東光先生とは、とても親しくさせて頂いていました。
邱永漢先生は、今先生に紹介され、
1963年に渋谷の東急本社の側に
建設されたばかりの小さいビルの
3階全部(30坪位?)を借りました。
邱先生が株で儲けたお金で建てたので
『マネービル』(笑)。
2階は、邱永漢事務所で、
そこで投資相談などをされていました。」
また、私が邱永漢作品に
「三石様について述べた文章があります」
と書いたことについて、三石様から
「その文章は、どこに書かれているのでしょうか?
教えて頂けると幸いです。先生の書かれた本は、
私の訪日、先生のロスアンゼルスに来られたの際に、
サイン入りの200冊以上頂き保存してあります。
著書の中にあるのでしょうか?」とのご質問があり、
前に説明した『バブルのあとの物語』(1993年)の
「中小企業による対米投資の道をさぐる」の一節を
ご紹介しました。