カテゴリ: 2850回〜

これまで書いたような経過を経て、

私はFACE BOOKを通して、邱永漢先生の旧友三石敏雄氏と

交流するようになりました。

 

そして、先日のことですが、

FACE BOOK内グループ「戸田ゼミ」(非公開)

への参加者が100名を超えた時点で、

三石敏雄氏にメールし、特別会員として

招聘させていただきました。

 

さっそく、ご了承いただき、

上記、グループ「戸田ゼミ」で、

三石様が渋谷に建設されたばかりの「マネービル」で

仕事をされたこと、また三石様を邱先生に紹介されたのが

今東光氏(直木賞作家)であったと紹介し、

邱作品に今東光様、三石様について述べた文章があることも

紹介しました。

 

三石様から次のような自己紹介をいただきました。

 「今東光先生とは、とても親しくさせて頂いていました。

邱永漢先生は、今先生に紹介され、

1963年に渋谷の東急本社の側に

建設されたばかりの小さいビルの

3階全部(30坪位?)を借りました。

 

邱先生が株で儲けたお金で建てたので

『マネービル』(笑)。 

2階は、邱永漢事務所で、

そこで投資相談などをされていました。」

 

また、私が邱永漢作品に

「三石様について述べた文章があります」

と書いたことについて、三石様から

「その文章は、どこに書かれているのでしょうか?

教えて頂けると幸いです。先生の書かれた本は、

私の訪日、先生のロスアンゼルスに来られたの際に、

サイン入りの200冊以上頂き保存してあります。

著書の中にあるのでしょうか?」とのご質問があり、

前に説明した『バブルのあとの物語』(1993年)の

「中小企業による対米投資の道をさぐる」の一節を

ご紹介しました。

前回の続きで、

邱永漢先生の旧友、三石敏雄氏(ロス在住)が

2011年3月1日に自身の「ミクシイの日記」に書かれた

邱先生についての回想記を引用させていただきます。

 

「同(邱永漢)氏は、作家が本業ですが、経営者としても活躍。

経営コンサルタント、作曲家、経済評論家、

ビル経営、レストラン・ホテル経営、

クリーニング業、株式投資、出版など、

色んなビジネスを手がけるほか、

株式投資家、お金儲けの神様としても有名です。

また日本戸籍を取得し、参議院議員選挙に全国区から

出馬して15万票を取ったが落選。

以来、各地で経済評論家として講演。

年間200回の講演料は、約2億円、

作家としての原稿料、印税、企業経営などの総収入は、

年間4億円以上???。

 

私が邱さんと知り合ったのは、

47年前、天台宗大僧正兼作家の今東光さんの紹介です。

同氏が株で儲けたお金で東京渋谷に

『マーネービル』というビルを建てました。

そこのワンフロァー東京事務所として借り、

関東の財界人を取材したのが切っ掛けで、

親しくさせて頂き、アメリカでビジネスを始める時、

アドバイスのや多額の出資者として、応援してもらいました。

 

お金の援助だけでなく、私の経済の師匠でもあります。

そして、日本で多くの企業経営者との対談、

米国で講演会、その他の支援を受けたので、

無事にビジネスが出来、リタイアできました。

 

今日、平穏な生活が送れているのも邱永漢さんのお陰です。

同氏は、今年86歳ですが、

東京、台北、香港、上海、北京にビルやオフィスを持ち、

元気で投資活動を続けられています。

 

今年1月に台湾、香港訪問の際、お目に掛かり、

挨拶をしたいと思いましたが、

あいにく中国・成都から東京に移動中で

お目に掛かれませんでした。

 

昔、日本に帰国する度に渋谷のオフイスを訪問、

邱さんの署名と名言が書かれ、○○○○様と

私の名前も書かれた著書200冊以上を頂き、

大事に保存してあります。

 

邱さんの著書は、他人に上げたり、

古本屋に売るなど出来ません。

だから全部、本棚にありますが、数冊は、

誰かにお貸ししていて、未だに帰って来ません

他に頂いた本も沢山ありましたが、今はネットの時代。

本棚のスペースの関係で、私の住んでいる地区の図書館と

小東京の図書館に約400冊を寄付しました。」

私に邱永漢先生が主宰された

アメリカ投資視察の資料を見せてくれた友人が

参加したアメリカ投資視察は平成2年のものです。

 

その資料の中に三石敏雄さんのレクチャーが入った

スケジュール表を拝見し、邱先生のご著書で拝見したことがあり、

三石様がFACE BOOKを利用されていることを知り、

邱先生のお別れの会が開かれた2012年7月2日の

3日後の7月5日、メッセージを出させていただきました。

 

「始めまして、戸田敦也と申します。

先日、逝去された邱永漢氏の思想・行動の研究家です。

邱先生がアメリカ投資を行われた頃、

アメリカサイドでサポートされた方として、

三石様のお名前は存じ上げていましたが、

三石様がFACE BOOKがを利用されていることを知り、

メッセージをお送りする次第です。

交流のほど、よろしくお願い申しあげます。」

 

すぐに三石 様から

「7月2日に東京のパレスホテルで、

しのぶ会が開催されたそうでうですね。

こちらこそ宜しくお願いします。」

と返事があり、平成11年3月1日に

お書かきになったミクシイの日記を紹介してくれました。

以下、2回にわけて引用させていただきます。

 

「今日から3月です。(中略)

私がロスに赴任してから満40年が経過、

今年で41年目に入りました。

若い頃、私の人生に大きな影響を受けた

2人の直木賞受賞作家の事を書きたいと思います。

一人は、1957年に「お吟さま」で

直木賞を受賞した故今東光さん、

もう一人は、邱永漢さんです。

 

邱さんは、台湾生まれ、東大経済学部卒、

1955年に小説「香港」で、

外国人初の直木賞を受賞しました。

以来、お金の話しなどを中心に四大新聞をはじめ、

講談社、中央公論など各雑誌に連載。著書は、

今までに300冊以上です。」

FACE BOOKを利用していると、

思わぬ楽しみを見出すことがあります。

その一つは邱永漢先生の著作に取り上げられた

アメリカ、ロスアンゼルス在住の三石敏雄氏との

交流が生まれたことです。

 

昨年7月のことになりますが、

邱永漢先生のお別れの会がパレスホテルで開かれ、

その日、私は、邱先生がアメリカへの不動産投資に

踏み出された頃、その投資行動に参加された方から、

当時のアメリカ視察関係の資料をいただきました。

 

それらの資料を拝見し、

当時の視察スケジュールの中に

三石敏雄氏のお名前を見つけました。

 

三石氏については、

邱永漢著『バブルの後の物語』(1993年刊行)

の「中小企業による対米投資の道をさぐる」の中に

次のような記述があります。

 

「まだ中小企業の経営者たちが、

自分らに海外投資ができると想像もしていなかった頃に

私はアメリカでの小口投資というものを思いついた。

どうしてこういうことを考えたかというと、

もう14,5年も前になるが、その頃から私は

一年に、2,3回アメリカに行くようになり、

やがて生産事業の分野で日本がアメリカより

有利な立場に立ち、アメリカで経済活動をするだろうと

確信したからである。

 

ロスの邦人紙で

『USジャパン・ビジネス・ニュース』というのがあり、

そこの社長をしておられる三石敏雄さんとは、

東京にいた時分から長いつきあいがあったので、

講演をたのまれたこともあって、時々、ロスに出かけた。

 

ビジネス・ニュース紙は

在米日本人の親睦機関みたいなものだから、

アメリカに進出した企業の社長さんや

現地の責任者もよく集まり、一緒に食事などしているうちに

自然に進出企業の情報なども耳に入ってきた。」

 

文章はこのあと延々と続くが、

当時の視察スケジュールの中に

三石敏雄氏のお名前を見つけたことで、

ひょっとしてと思ってFACE BOOKで検索すると

ロスで滞在されている三石氏のページが見つかったのです。

前回、FACE BOOK(フェイス・ブック)内に

グループ「戸田ゼミ」(非公開)に

100名強の方にご参加いただいていることを伝えました。

 

でも、私の勉強会に参加された方で

このグループ「戸田ゼミ」(非公開)に

参加されていない方の方がはるかいに多いです。

 

自分の存在をオープンにすることに

ためらいを感じる人が多いもかもしれません。

所属している会社や団体への遠慮があるのかも

しれません。

 

でも会社や公共団体に勤める人でも

登録してる人がどんどん増えてきました。

 

また北京、上海、ホーチミン、ハノイに

お住いの方もFACE BOOKを利用される方が

増えてきました。

 

そこで、私の勉強会に参加された方々には

次のようにFacebookへの登録を勧めています。

 

↓こちらをクリックし、Facebookのページに入ってください。

https://www.facebook.com

 

その画面で、ご自身のお名前やメールアドレスを入力してください。

そして【アカウント登録】というボタンをクリックしてください。

その次にいろいろな画面が出てくると思うのですが、

画面に誘導される形で進めていけば登録できます。

 

友だちを検索する、といったような画面がでてきますが

基本的には全て飛ばして次へ次へ進んでいってしまって

大丈夫です。

 

登録ができたら、戸田敦也に友達申請してください。。

そうしたら、Facebook内の『戸田ゼミ』(非公開)

に案内し、このグループ内での交流がすぐできます。

 

(恐縮ですが、これ以上のFacebookへの登録手続きの説明は

行いません。より詳しい説明が必要なな場合は身近な方で

Facebookを利用されている方にお聞きするなどしてください。)

 

なお、ポリシーとしてこういうソーシャル・ネットワークには

参加しないというお考えの方もおられることは承知し、

そのポリシーポリシーとして尊重します。

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