2016年11月

「仮説実験授業」には
「授業書」というものが用意され、
一つのテーマについて、いろいろな「実験問題」が
用意されています。

そして、「実験問題」を与えた上で、
そこに書かれている「実験」をしたら、
どんな結果になるかを生徒たちに予想させます。

生徒たちが自分の「予想」を立てやすいよう、
(予想)の「選択肢」が用意され、生徒たちに提供されます。

それをヒントに、生たちが自分の「予想」を立て、
互いに討議させるよう、教師は導きます。

この「仮説実験授業」では。「実験」のあと、
自分の「予想が当たった」とか「外れた」との結果が出て、
どの生徒たちも「実験結果」を身近に感じるようになります。

そして、「実験」結果が出たあと、出た「実験喧嘩」を
もとに、生たちに、どうして、そういう結果になったか、
また意見交換させます。

このため、一人一人の生徒が「実験」を巡って
自然現象を自分の頭で考えるようになるのです。

これは、予め、一つの「理論」を伝え、
それをたち噛めるために「実験」させるという
方法とは全く異なります。

この「仮説実験授業」の授業記録を読むと、
ほとんどの生徒が、「実験」に参画し、授業を
楽しいと感じる様子がよくわかります。

 

 

子供たちが楽しく理科の勉強ができる
「仮説実験授業」ってどんな授業なんだろう?

当時、私は福岡県北九州市の
八幡製鐵所の管理職で、土日もあまり
時間がとれない、状況にありました。

でも休みの日、時間を見つけ、
私は小倉北区にある北九州市市立図書館に
行き、「仮説実験授業」のことを調べようとしました。

この授業を開発された板倉聖宣(いたくら・きよのぶ)さんの
科学教育についての論文が見つかり、読みました。
読んでも、文意をつかかむことができず、
またあとで読むことにして、そん論文をコピーしてもらいました。

続いて小倉で一番大きな本屋さん、
ナガリ書店に向かいました。
ここで、学校の先生が立ち寄る教育関係のコーナーに立ち、
「仮説実験授業」関係の書籍を探しました。
そして、月刊誌「科学教育研究」(いまは廃刊)を
手に取りました。

この雑誌を見ると、実際に「仮説実験授業」を行っている
小学校、中学校、さらには高等学校の先生方が、
自らの授業の内容を詳しく伝える授業記録が掲載されいます。

早速、この雑誌を買い、以降もこの雑誌を読んで
「仮説実験授業」についての理解を深めていくように
なりました。

 

 

 

 

 

今から40年ほど前のことですが、
長男が小学校に通うようになりました。

こういう時を迎え、私の中に去来したのは
自分は理科や算数の根本がわかならないままに
今に至っているということでした。

最高の教育環境のもとで、
勉強させてもらったにもかかわらず、
理科・算数の本が分っていないというのは
深刻です。

私はこういう問題を解決してくれる手がかりを
求めていました。

そんななか、ある日新聞を見ていると
ある東京の公立小学校で生徒たちが
理科を楽しく勉強している様子をを伝える記事が
目に入りました。

五日連続の記事で、この授業が「仮説実験授業」というもので、
開発者が「板倉聖宣」(いたくら・きよのぶ)という人であることを
知りました。

これはいいことを教えてもらった、
「仮説実験授業」とか「板倉聖宣」さんのことを
勉強してみようという気になりました。

 

 

 

 

私の長男は脳神経外科医です、
今年4月まで大阪の病院で働き、
この4月、北陸の病院に転勤して働いています。

この長男は医学生として勉強したあと、
幾つかの病院を周り、確か、28歳のとき、
母校の大学院に進みました。

そこで、指導教官の元であるテーマについて
研究し、ある発見をし、これが認められて、
スタンフォード大学の医学大学院に留学しました、

アメリカへの留学に飛び立つ前、
家族でささやかな壮行会を開きましたが、
私は長男が小学校に通うようになった頃、長男に試した
板倉聖宣(きよのぶ)先生開発の「仮説実験授業」のことを思い出し、
あの勉強はどうであったか聞きました。

「あれは大変面白く、また役にたちました」
と返事しましたが、長男に仮説実験授業」を試して良かった
と安堵しました。

いまから、20年ほどの前のことです。

私の郷里、淡路島はかつて、
阪神、淡路大地震で強烈な被害を受けた。
が、私自身は、そうした体験を受けていない。

地震が起こったら、どの部屋で受け止めるのがいいか、
予てからの疑問でした。

たまたま、耐震補強工事を施工してくれた
建設会社のスタッフが施工結果を確認するため、
我が家を再訪してくれた。

この機を捉えて、そのことを聞いてみた。
地震が起こった時の状況にもよるでしょうが、
2階建ての我が家の構造では、
例えば、夜中に来た時には
2階の部屋で耐えるのがいいのではないか
とのことでした。

家の中にいるのがいいか、
外に出た方がいいのかと聞いたら、
外に出ると、瓦の飛来などの危険があるので、
家の中で耐えるのがいいのではないかとのことでした。

これから、遅まきながら、
この辺のことも勉強して、
地震の備えようとしているところです。

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