2016年09月

2007年の秋にホーチミンのホテルで
邱永漢先生にお会いさせていただいたとき
私と友人たちは「ビナミルク」(VNM)という会社を訪問しました。


その頃、すでに「ビナミルク」は
ベトナムを代表する優良会社だと言われて、
現状と今後の方向について説明していただきました。

「どこの会社を目標にしていますか」
と質問したら
「日本の明治牛乳とか雪印乳業のような
会社になりたいです」との回答でした。

明治牛乳とか雪印乳業は日本人なら
誰もが知っている乳業会社ですが、
私は、もっともっと高い付加価値を
創出している会社があるのではと思い、
「ビナミルク」株を買うことはしませんでした。

私のベトナムの会社との付き合いは
その頃から始まりましたが、時間がたつうちに
「ビナミルク」が抜きん出て高く評価されるように
なり、外国人枠の49%いっぱい、買われるようになりました。

そして、最近「ビナミルク」は国策に添い、
外国人枠を撤廃し、「自信」のほどを示しました。

この10年の間、ベトナム企業は順次、経営力を高めていると
思いますが、わかりやすい例として
「ビナミルク」を挙げました。

 

 

今回のベトナム株セミナーの参加者のなかに、
小生の「ホーチミン視察セミナーに参加し、
サイゴン川のそばに立つホテルで、
邱永漢先生にお会いした」
と話してくれる人がいました。

2007年の秋のことです。
たまたま邱永漢考察団(ベトナム)と
小生のホーチミン視察が同じ時期に開かれ、
小生の視察セミナーに参加してくれている友人たちに
考察団に参加されている友人を紹介すべく
「リバーサイドホテルサイゴン」を訪れました。


そのことを邱先生が聞きつけられたようで、
わざわざ、私たちの懇談の場に降りてこられました。
その年の5月から6月に先生が
ハイハイQさんで述べられたコラムの
タイトルは以下のとおりです。

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中国の次はベトナムと感じています

工業化に向いた国民性が要求されます
急速に日本に近づいたベトナムの経済環境
ベトナムは地形的に鎖国のできない国です
ベトナム株を勉強するためにホーチミンへ
ベトナム人には融通性があります
未熟な証券会社の経営態度
証券会社が荒稼ぎをする水準です
外人向けのベトナム証券会社が必要ですね

(出典:邱著『中国投資はジェット・コースターに乗って」)
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そこれから今まで9年経ちました。
ベトナムの経済のパイは膨らみ、
ベトナムの会社の実力も逞しくなっていると
感じています。

 



ベトナム株を始めると、
たちまち、どの会社の株を買えばいいのか
ということになりますが、私の場合、
ベトナムの上場会社訪問のチャンスに恵まれ
その得受けた印象をもとにして
ベトナムの上場会社の株を買ってきました。

初めてベトナムの会社を訪ねたのが
ベトナムがWTOに加盟した2007年です。

旅行会社にお願いして、会社訪問の
アポントをとってもらい、友人たちと一緒に
ホーチミンに拠点を置く会社を訪ねました。

それから、邱先生の旗振りで、2009年に
ベトナムの首都、ハノイに日系の証券会社、
ジャパン証券(誕生時はさくら証券)が生まれ、
その案内で、ハノイに拠点を置く上場会社を訪ねました。

ハノイを訪ねた人は、ベトナム最大の商業都市、
ホーチミン(旧サイゴン)に行きたいというし、
ホーチミンを訪ねたあと、まだハノイに行ったことのない人は
ハノイに行きたいとおっしゃいます。

そうしたことの連続で、幸いにして
多くの上場会社を訪れ、それぞれの会社の
業績と今後の方向について伺う機会をいただきました。

そうした体験を繰り返す中、
私の頭の中に、それぞれの会社に対するイメージが
形づけられ、こういう会社の株を持てば、
将来、報いられるのでは報いられるのではないか、
逆に、こういう会社は付き合わない方が良いのでは
という考えが生まれてきました。

もちろん、どの株を買うかは
投資家個々人が自らの判断で行うべきものですが、
そう言われても最初の頃は、さっぱりわかりません。

ですので、初心者の方の参考のため、
私は、これまでのベトナム企業訪問と
投資経験から得たことを、セミナーの場で
伝えるようにしています。


自分で行うべき

ベトナム株投資を始めるには
ベトナム株を扱っている証券会社を選び、
その会社に投資口座をひらく必要があります。

私などがベトナム株を始めようと考えた2007年頃は
ベトナム人が経営している証券会社しかなく、
また口座開設にはベトナムまで行く必要がありました。

それから2年後に邱永漢先生の旗振りで
日系のベトナム証券会社、ジャパン証券ができ、
この頃は日本に居ながらにして、ジャパン証券の
証券口座を開くことができるようになりました。

そしてまた、最近は日本の証券会社で
ベトナム株を扱う会社が増えてきました。

ですので、ベトナム株を始める人は
これらの会社から、どこの証券会社にするかを
決める必要があり、先日のセミナーでは
これら証券会社の特徴や
投資家の立場から見ての長所、短所を
述べ合いました。

9月に大阪、名古屋、東京で
アジア株をテーマにした勉強会をひらきました。
この一連の勉強会を通して、私が感じたことの一つは
いまベトナムに関心を持つ人が増えているということでした。

とくにこれまで中国株にのみ
関心を持ってきた人たちがベトナム株に
関心を寄せているのです。

そこで、先日、ベトナム株だけに的を絞った
勉強会を開きましたが、わたしの予想に違わず、
ベトナム株に関心を寄せる方々が集まってくださいました

3年前にベトナム株投資口座を開設された方、
一年前に開設された方。
いま口座開設作業中の方。
これから口座を開設される方など、
さまざまですが、
「ベトナム株に向かってまっしぐら」
という点で共通していました。

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