2015年10月

来年2月のハノイ・セミナーに
参加の意向を表明してくださった方々に
どこの会社への訪問を希望されているますか
伺いました。

その問いかけに対して、
友人たちから伝えてくれた会社は9社で
その多くがベトナムを代表する会社です。

まずFPTです。
ベトナムを代表する情報通信関係の会社で
日立、キャノンなど日本のIT企業からも
絶大な信頼を得ている会社です。

続いてVIC(ビングループ)です。
ハノイでも、またホーチミンでも
それぞれの中心部にハイエンドの
商業施設を建設、運営するほか、
病院、教育、美容、娯楽、さらには
Eコマースの分野でも先端的な事業を
展開しています。

また、CTG(ベトイン・バンク)も
訪問希望に上がっています。
ベトナム四大国営銀行の 1 行で、3年前
日本の三菱東京 UFJ 銀行(BTMU)に対し
20%程度の新株を発行し、
戦略的パートナーとすることで
資本 規模でベトナム国内最大の商業銀行になっている銀行です。 



 

 

来年2月20日~24日(上場会社訪問=22日〜24日)の
ハノイ上場会社訪問視察の準備を始めるに際し、
最初にご支援をお願いしたのは、毎々お世話になっている
ジャパン証券(ハノイ)です。

早速の春山敦彦社長(平本前社長のご後任)から
「旧正月の後という困難な面があるが、できるだけ協力する」
とのメッセージをいただきました。

ちなみに現地の旅行会社によると
ベトナムの2016年の旧正月(テト)元旦は2月8日(月)で、
テト休みは2月7日(水)~2月11日(木)。
このテト休みは企業や店舗によって数日ずれることもあり、
公的機関では2/6(火)-2/14(日)の9連休を予定しているとのこと。

私たちは来年、テト休みの興奮さめやらないなかの
ベトナムの首都、ハノイを訪れることになります。

 

10月も下旬になりましたので、
かねて、計画している来年2月20日~25日の
ハノイ上場会社訪問視察の
準備作業に着手しました。

この視察はベトナムの首都、ハノイに拠点を置く
ベトナムの上場会社を訪ね、それぞれの会社の
現状と今後の方向を聞く勉強セミナーで、
邱先生が中国において続けられた考察団をお手本として
続けているものです。

この視察旅行はベトナムがWTOに加盟した
20o7年に始まり、今回で11回目になるのですが、
この視察旅行が長く続いている理由は三つです。

一つはベトナムが今後成長を遂げるであろう
という期待を背負っている国という認識が
高まりまた深まっているということです。
行くたびに街が発展の方向に向かっていることが
感じられます。

二つは、私たち日本人にとって、
ベトナムがたいへん、相性のいい国だということです。
ハノイに行ったら、次にホーチミンに行きたい、
ホーチミンに行ったら、次はハノイに行きたいと
いう声がいつも参加者から挙がるのです。

三つは日系唯一のベトナム株の証券会社
ジャパン証券(本社 ハノイ)の存在です。
最初は現地旅行会社にお願いしたのですが、
2009年、ジャパン証券が設立されてから、
全面的なご支援をいただき、毎回好評をいただいてます。

今回、11回目の視察旅行の成功のため、
初心に戻り、入念に準備作業を進めていきます。

今年2月、私は10人ほどの友人と一緒に
台湾における邱永漢先生のゆかりの地めぐりをしました。

その中で、華南銀行員時代の邱先生(邱炳南)をよく知る
洪朱秋月様ご夫妻との会食を企画しました。

洪朱秋月様は、邱が東大経済学部大学院を中退し台湾に帰り、
その設立に奔走した延平学院の初代校長、
朱昭陽先生の娘様で、往時の
邱先生のことをよくご存知の方です。

さて、そのご夫妻とご一緒させていたくその日
小生が体調を崩し、その会食に欠席という失態を演じました。

このことを心配された朱秋月様が、翌日、
若かりし頃の邱炳南の写真がないかと探し出し、
一通の写真をホテルで休養中の私に送ってくださいました。

そして、次に台北に来たら、自宅を訪ねて下さいとの
お言葉もいただきました。

その写真というのが、頼永祥様とおっしゃる、
邱先生高校・大学の一年先輩の方で、
ハーバード大学の図書館副館長を経て、いま
アメリカにお住いの方が、昭和21年12月26日,
台北市のキリスト教教会で結婚式を挙げられた時の写真で,
大勢の参列者の中の一人として、邱先生が写っています。

その後、この写真をフォローする過程で、
この写真が頼永祥先生の自伝『坐擁書城』
に掲載されていることを知り、その縁で
私は、頼先生とFace Bookで交流いただくようになりました。

そして、昨日、頼先生が、洪朱秋月様が
お亡くなりになったことをお伝えくださったのです。

来年3月、台湾を訪れる事していて、
その時、お会い出来る事を楽しみにしていたのですが、
思い果たせず、残念至極です。

筆舌に尽くせない困難の中、生き抜かれた
洪朱秋月様と邱先生に向かって合掌です。

 
 


NNAは
 2015年 9月 3日、日本のソフト開発会社、ベトナムの自動車教習所運営会社に出資したことを次のように発信しました。

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ソフトウエア開発などを手掛けるソルクシーズ(東京都港区)は
1日、連結子会社のノイマンを通じて、
ベトナムの自動車教習所運営会社に出資すると発表した。
日本の自動車教習所向けデジタル教材
および管理システムなどの開発を手掛ける
ノイマンのソフトウエア資産を転用し、
ベトナムの自動車教習所に適応した商品の開発・販売を目指す。


ノイマンは、首都ハノイに本社を置くインフラ開発投資会社
インフラストラクチャー・デベロップメント・インベストメント(IDI)社と、
ベトナムの自動車教習所運営会社VNJ社の
株式取得に関する基本合意契約を締結。

ノイマンは、IDI社からVNJ社の株式138万株を
1株当たり100円で取得する。
138万株のうち、38万株をソルクシーズに譲渡する予定という。


ノイマンのほか、
三重県の三重南部自動車学校と福岡県のおんが自動車学校も、
IDI社からVNJ社の株式51万株を1株当たり100円で取得する。
今月30日に株式譲渡契約を締結し、11月1日に株式を取得する見通しだ。


株式取得後のVNJ社の出資比率は、
IDI社が43%、ノイマンが30.7%、
三重南部自動車学校とおんが自動車学校が計11.3%、
その他が15%となる。


ソルクシーズは、
「ベトナムの道路交通法および自動車教習所の業務形態は
日本と類似していることから、
ノイマンのソフトウエア資産を転用して
ベトナムの自動車教習所に適応したデジタル教材および管理システムを開発し、
ベトナム国内での拡販を目指すため、VNJ社への資本参加に至った」
と説明している。


VNJ社は、北中部タインホア省に本社を置き、
自動車教習所・運転試験所のほか、短期大学、
日本語教育や技能実習生の派遣を手掛ける越日国際人材センターを運営している。


ノイマンは現在、日本国内の自動車教習所の約60%と取引があるが、
国内の自動車教習所マーケットの成長は限定的であることから、
海外展開を検討していた。

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