2014年08月

今年1月、イオンモール・ホーチミン1号店が
開業したのに続き、
11月にはイオンモール・ホーチミン2号店
「イオン・ビンズオン・キャナリー」が開業します。

このモールにはラーメンの「田所商店」が出店するようです。
田所社長は8月26日経・関東市区経済版)で
「ベトナムでは年々消費者の生活水準が向上しているうえ、
20~30代の若い世代の比率が高い。今後20年は商売ができる」
と語っておられます。

イオンモール・ホーチミン出店を機に
日本の中小おサービス業者の
ベトナムに向かっての進出が
活発化しています。

私たちは11月3日、イオンモール・ホーチミン1号店を
訪れる予定ですが、この店は今年1月に開業しました。
また11月にはイオンモール・ホーチミン2号店が
オープンするとのことです。
ベトナム新聞が次のように伝えています。
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(イオンモール・ホーチミン1号店は)ホーチミン市中心部から
9キロ離れているタンフー(Tan Phu)区に位置し、
バイクで45分ほどかかる。
サイゴン中心にある他のショッピングモールと比べると、
立地に恵まれておらず、オープン前までは
来客数を不安視する意見が多かった。


しかし、初日の来場者数は当初の予想を裏切る15万人。
バイク5万台、車1000台で詰めかけた客で巨大な館内は混雑となり、
一時は入場規制が敷かれたほどだったという。


イオンモールが位置する地域は当時空き地が多く、
夜間に出掛ける人があまりいなかったが、
オープン10日間前、モールの隣の公園で
午後18時から 22時まで、 日本の四季をテーマにした、
50万個のLEDを使ったモニュメントを4カ月間展示したことで、
多くの若者を誘致することに成功した。

また、無料の送迎バスも展開され、
遠く離れている1区、7区の客も気軽に足を運べるようになっている。


イオンモール内の専門店は、
インターナショナルブランドなどを取りそろえた
「アパレルファッションエリア」、趣味・生活雑貨・子ども用品など
日々の生活を充実できる「物販専門店エリア」、
フードコート・ファストフード・レストランなどで構成され、
ホーチミン市最大面積を誇る「フードエリア」、
室内遊園地・映画館・ボーリング場などの「アミューズメントエリア」、
美容健康&エステティック・カルチャー教室といった
「サービスエリア」の5つのゾーンで構成されており、
さまざまなニーズに応えられる。


オープンから6カ月たった今、
イオンモールは現地のファミリー層に
娯楽施設としての人気が定着している。
日本のキャラクター、
日本の食、日本の商品などが充実しており、
地元民は「日本スーパーマーケット」(Sieu thi Nhat)
と呼び始めているという。


平日で3万人、週末・祝日で8~9万もの人が訪れている。

イオンモールは、ベトナム2号店となる
「イオン・ビンズオン」を今年10月に、
3号店となる「イオンモール・ヒムラム」を
ハノイに2015年オープンを予定している。
同市ビンタン区にも4号店を計画中だという。
(出典 ベトナム新聞 2014年07月01日)
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1月11日に、イオン・ホーチミンに出店した日本の丸亀製麺は奮闘している。
その奮闘ぶりを2014/04/24(木曜日)、NNAは次のように伝えました。
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【NNA  】1月にホーチミン市タンフー区の「イオンモール・タンフーセラドン」
にオープンした讃岐うどん専門店「丸亀製麺」ベトナム1号店が好調を維持している。
客単価を8万ドン(3.8米ドル、約390円)以下に抑えることで地元客の支持を獲得し、
連日行列ができている。7月にはホーチミン市1区に2号店もオープンする計画だ。
 
丸亀製麺には平日でも多い日には800人、
週末には1,700人程度が押し寄せ、30分近い行列ができることもある。
フランチャイズ元のトリドール(神戸市)から応援に来ている森田裕一郎氏は、
人気の要因を値頃感と麺類のベトナム文化との親和性と分析する。

同じモール内には20万ドン以上するメニューを提供するレストランがある一方で、
丸亀製麺の低価格路線は明確だ。
提供するのは「釜揚げうどん」など世界共通メニューが半分程度。
残りは「豚骨うどん」などアジアでの人気メニュー、
「スパイシーポークうどん」などベトナム限定メニューが占める。
一番安い釜揚げは3万9,000ドンで、最も高い豚骨も7万9,000ドンにとどめた。
店内には釜揚げを2人で分け合う客もいる。
サイドメニューは、日本でもおなじみの天ぷらやいなりずしに加え、ロールすしなどを提供。
総菜は1万~3万ドン程度で、全体的に日本の丸亀製麺より3割程度安い。
丸亀製麺で初めてうどんを食べたという
ホーチミン市の外資系企業に勤める20代の女性は
「おいしいし、この価格なら高くない」と納得顔だ。
 
■トッピングにパクチー
丸亀製麺にとってベトナムは海外10カ国・地域目。
経験を生かして現地の味覚を追求することに余念がない。
つゆの塩分やカレーうどんの味も調整しており、トッピングにはネギだけでなく、
パクチーやトウガラシも並べる。フォー(米粉うどん)のように
一度スプーンの上で冷まして食べたい地元客から、はさみを要求されることもあるという。
一方で森田氏は、うどん本来のうまさを現地の従業員に伝えていくことも重要と強調。

うどんのつゆはフォーなどベトナムの麺類より熱く、
「温度管理を徹底し、アツアツのおいしさを教えていく」苦労はあるが、
つゆを飲み干す来店客も多く「手応えを感じている」という。

海外での飲食店展開の秘訣(ひけつ)について、
中国や台湾でも立ち上げに関わった森田氏は
「事前の情報に惑わされないこと」と明かす。
よくゆでた麺しか食べないと言われていた中国人が「うどんのコシ」を求めるようになり、
中国の食習慣になじまないとされた生卵を使った「釜玉うどん」も今や人気メニューだ。
「お客の進化は早い。今の常識も来年は通じないかもしれない。
自分たちがおいしいと感じるものを信じることが大切」だという。
 
■15年中に10号店も視野
丸亀製麺はベトナム国内では、
水産加工や外食業を手掛ける地場ロータス・グループ(ホーチミン市)の
「トリドールVロータス」がフランチャイズ形式で運営する。

2号店はベンタイン市場近くに路面店として出店予定。
南部ビンズオン省で今秋開業予定のイオンモールにも進出が決まっているほか、
来春までにさらに数店舗の開店を検討している。
当初は3年で10店舗を目指す計画だったが、
来年中の目標到達も視野に入っている。」
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1月1日に開業したイオンモール・ホーチミンに出店している
日本企業を紹介しましたが、1月11日から
神戸の丸亀製麺が出店しました。
以下は同社のホーチミン出店を伝える意気込みを伝える
ニュース・リリースです。
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株式会社トリドール
(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:粟田 貴也、以下当社)は、

ヌードルチェーンとして
世界最大級の店舗数を誇る
当社主力業態「丸亀製麺」の
ベトナム 1 号店となる
「イオンショッピングモール・タンフーセラドン店」を、

ベトナム経済の中心地であるホーチミンに
2014 年 1 月 11 日グランドオープンします。


今回の店舗は、
イオンモールとしてベトナム初上陸となったショッピングモール

「イオンタンフーセラドンショッピングセンター」内に位置し、
ベトナム在住の日本人だけではなく、
数多くの現地生活者が訪れる立地です。


この店舗を足がかりに、約 8000万人と言う
ASEAN 第二位の人口と、
平均年齢が 20 代と言う
若い人口構成が魅力であるベトナムの外食市場において、

“うどん”と言う新たな食事の定着を目指します。

そのため商品は、日本国内と同様に本格的な味わいが
楽しめる讃岐うどんメニューに加え、初来店した現地の方も食べ
やすい現地化したメニューもご用意しました。また、
価格面でも日常的な利用が可能になるよう、現地ファーストフードと同等
の価格帯に設定しています。

当社はベトナムでも、地元生活者が
日常的に利用できる手づくり・できたての日本の食事を提供し、
成長著しいベトナム外食市場で新たな需要を開拓します。
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イオン・モール・ホーチミン開業日の賑わいを伝える動画です。

http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/others/p47c52a337485c6e0f0cb0337a406df05

ころほどの賑わい、日本では見ることはないですね。

さて、日本から遠く離れたベトナム・ホーチミンでのイオン・モール店、
どんな店がしゅってんしているのでしょうか。ある方が書いています。

「先ず気になるのは日本食材です。
1階の<海外輸入食品コーナー>で売っている
イオンブランド「トップバリュ」製品が安いです。

レトルトカレーが29000ドンです(他の店での類似品は4万ドン前後)、
焼肉のたれが54900ドン(同10万ドン以上)、
日本の100円ショップやスーパーで売ってる
みそ汁(12個入り)が39900ドン(同10万ドンくらい)。
<デリカコーナー>で売ってる中島水産の寿司や刺身はレストランの半値。


 アパレルファッションエリアには、JAPAN SELECTION
(MUK、DADWAY、247LOVE、サン宝石、KEG、LIZ LISA、Angeliebe、
子猫屋、Chou Chou、LABRA、BERRY KISS、STONES、LOVEREVOLUTION)
があります。


期待のレストラン街には日本食として、Pepper Lunch、
丸亀うどん(未だ準備中)、
don don、WAKU WAKU、
GOKURAKUラーメン、SUSHI KING、NIJUMARU、
浦江亭、Baby Spoon、みやこ屋(お好み焼き)、
フードコートには、Gonta(お好み焼きがメイン)、
NICKY BT&HBG(ハンバーグとステーキ)が入ってます。

上の方の階には、DAISO、ELECOM、MANO MANO、San Kyu Katto
(ヘアーサロン。1/11以降はカット15万ドン)、
H.I.S.、KUMONがありました。」
(出典:http://www.vietnam-life.net/page.php?cd=1043

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