2014年01月

このごろ、友人たちから、
ベトナムの株が高騰を続けている記事を
紹介されれるようになりましたが、
印象深いのはジャパン証券の日本人対応担当者の言葉です。

偶然、フェイス・ブックでこの方の
個人ページで拝見したのですが、
ベトナム・ハノイに拠点を置く
HPG(ホア・ファット・鉄鋼グループ)の株価が、
2013年の年初に比べ、2.5倍になり、
これほど騰がるまでとは思っていなかったと書かれていました。

この会社は、2011年、初めてハノイセミナーを開いた際、
ジャパン証券のご案内で訪問しました。
訪問する前、試しに買いましたが、
実際に訪れ、経営姿勢に好感を持ち、
帰国後買い増ししました。

作っているのは、棒鋼(鉄筋バー)とか
小型パイプとかで、製造が難しいものではありません。

しかし、ハノイの街を見ると、
建替えが必要な建物が目に付き、
HPGが作っているような製品が求められると
感じ、以降も訪問し、都度、帰る度に、
買ってきました。

でも、多少上がっても、また下がると言うことを
繰り返してきました。
でも、いつかは開花するだろうと思ていたのですが、
そうした期待が報われたような気がしました。

邱先生が言葉を駆使しながら
よくおっしゃっていました。
「株の儲けは辛抱料」、「株の儲けは我慢料」
「株は一にも二にも辛抱、辛抱、辛抱」
「株は一にも二にも我慢。我慢、我慢」。

やっぱり、邱先生が創りだした原則は不変との
思いを深くしました。

私は中国株とベトナム株を楽しんでいますが、
昨年の半ばごろから、二つの株の動きの違いを感じてきました。

中国株は水処理関係、医薬品関係株などは
株価を上げていますが、それ以外は横ばいか、下落。

それに対して、ベトナム株は、電力、鉄鋼、ガス、
不動産、石油掘削サービス、電機・冷蔵庫関係など
多くの分野で、株価が上がっていると。

それから3カ月ほどたち、
今回、定期的に見ている中国株とベトナム株
それぞれ、20くらいの銘柄の株価の動きを確かめていると、
上で述べた傾向が
よりはっきりしていることに気づきました。

一言で言うと、中国株は総じて停滞的で、
昨年3月と比べ、2倍になっている株は
20銘柄のうち一つくらいなのに、
ベトナム株は分野を問わず、株が値を上げ、
3分の一くらいは1.5倍から2倍になっているのです。

これを見ると、アジアの株と言っても
眼中にあるのは中国株だけで
ベトナム株などは全く視野にないという方も
ベトナム株のことを少しは勉強する必要が
あると感じられるのではないでしょうか。

 

昨日、「原則」に立ち返ることで、
次の道を見つけましょう」と書きました。
これは人に言うよりは、
自分に言いきかせたことです。

私は平成8年から中国株に
平成11年からベトナム株に投資し、
いまも二つの株への投資を楽しんでいます。

今自分が持っている株を手に入れたり、
売却したり、買い増したりした道程を
思い出すと、様々な時点で
拠り所にした「株の原則」が浮かんできます。

面白くまた興味深い作業でした。

例えば、いま、私の友人のなかには、
中国株がパッとしないので、
中国株をやめて、日本株に乗り換えた人が
少なくありません。

それも興味深い選択だとは思いますが、
私は株という生き物は、
その地域の経済がこれから
大きく発展する所で飛躍的に伸びるという
考えに立っています。

ですので、いま日本には
株の上昇ムードが漂っていていますが、
日本は成熟経済国家で、
経済が飛躍的に伸びることを期待するのはむつかしい。

いま、経済が大きく成長する所として
期待されているのがアジアですから、
今後とも、アジアの発展途上国を
これからも、投資の舞台にしよう
といういう「意思」を自分が持っていることが
ハッキリしてきます。

そうしたところから始まって、
自分が拠り所にしている「原則」が
いろいろ、浮かんできましたので、
一日かけて、それらを整理しました。

株は人それぞれの判断で行うものですが、
自分が拠り所にしている「株の原則」は
同好の方にも参考になるのではいか。

そう考え、自分が主宰する株のセミナーでは
いつも、資料を配って、
自分の投資状況や今後の方針を説明していますが
今回は、そうした資料とは別に、
「自分が拠り所にしている『株の原則』」
を別表として配ることにしました。

 

今年、初めての株のセミナーを前にして
ふと、私の頭に邱永漢先生がよくおっしゃっていた
「迷いの多い時は原則に戻れ」が浮かんだのは
偶然ではありません。

いま中国株に興じている人たちのなかで
このまま、持ちづづけていいものか
といった「迷い」が生じている人が
多いのではと思っているからです。

一口に中国株といっても、その動きは
一様ではありません。

上昇機運に乗っている株もあります。
そうした株を持っている人は
持株に向って「あがれあがれ」と
はやし立てているだけで、
「迷い」の気持ちは
なんら起こっていないと思います。

他方、いまの中国株には、
横ばいあるは下降線を辿り、
しかも、その傾向が長く続いている株が多く、
そうした株を持ている人たちの間には、
このまま中国株を持ち続けてもいいものか
といった「迷い」が起っているのではないか
と私はみてい
ます。

こうした人にとって
何か、救いになるものないかものか
と考え続けていいるので
ふと、頭の中に邱先生の人生訓、
「迷いの多い時は原則に戻れ」
が浮かで来たのだと思います。

いま迷いのさ中にある人たちにとって
この人生訓が、株の世界で、自分を
よみがえさせるキッカケになるかもしれません。

東京、大阪、名古屋での一連のセミナーでは
「株の原則」に立ち返ることで、これからの
道を探し出したいと考えています。

いま、今年初めての2月のアジア株のセミナー
(東京=1日、大阪=8日;名古屋=9日)に向けての資料作成に
着手したところですが、ふと、邱永漢先生がしばしば述べて
おられた言葉が浮かんできました。

「人間、どうしてよいかわからなくなる時があります。
決心すればいいのですが、決心するまでにあれこれ迷いますし、
決心できないまま時の流れに押し流されてしまうこともあります。

そういう時はどうすればいいかと言うと、原則にかえることです。
生死にかかわることとか、人生の岐路にさしかかった時は
もとよりのことですが、株を買ったものか、
それとも売ったものかといった人の一生から見たら
とるに足らないことを決める場合でも、
人は思い惑って不安におちいることがあります。(中略)

そうした自分を納得させるために、
私は原則はどうなっているのかと自分に問いかけます。
私の本を愛読していただいている方なら
誰でもすぐ気がつくことですが、
私の本には原則とか法則とか言ったタイトルのついたものが
たくさんあります。『株の法則』『お金の法則』『商売の法則』
『生き方の法則』『変わる世の中、変わらぬ法則』とか、
一見、複雑な動きをするように見えても、
その中を貫く流れには原理原則があって、
それをきちんとキャッチして
流れに逆らわなければ生き残れると信じているからです。

ですから、株の本を書いた時も、難しく考えるよりも、
何が株価を動かしているのか、それにうまく乗るためには
何をすべきか、また何をしていけないのかを先ず第一に考えました。
迷いの多い時は原則に帰るのが一番なのです。
いまはまさにそういう時にさしかかっているのではないでしょうか。」
(出典:ハイハイQさんqさんよ。2008年)

あなたが拠り所にしている株の原則は何ですか?
今回の一連のセミナーでは、私が拠り所にしている
株の原則をご紹介し、平成26年の
自分の投資方針をご説明させていただきます。

 

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