にこやかな表情で私達を迎えてくれた
ミャンマー人の女性経営者は私達からの
質問に答えながら次のようなことを話してくれました。
○国の発展には政治の安定が必要です。
欧米から経済制裁を受けていたころは
ものをつくっても売れませんでした。
(注:ミャンマーは1997年に軍事政権の行動を好まない
アメリカから経済制裁を受け、アメリカ人による
ミャンマーへの投資が禁止されてきた。
今年、7月アメリカが、ミャンマーへの経済制裁を緩和し
アメリカ企業によるミャンマーへの投資を解禁。)
○経済発展のためには人材の開発と資金が必要です。
人と同時に資金が必要なので、ミャンマーが
保有する自然資源を開発することが大切です。
○縫製事業は人材が重要で技術のレベルを上げることが重要です。
ベトナムの洋服と比べたら、ベトナムの方が優れている。
優れた機械を整えることも必要です。
○現在行っている事業は香港からの発注にもとづき縫う作業。
(デザインの仕事はしていない。)
○トレーニングが必要
日本のJETROやJICAの援助も活用している。
AOTS((財)海外技術者研修協会)を活用している。
マレーシアの研修センターにもマネージャークラス派遣
○最近、日本のバイヤーからの発注
(タウン・ジャケット、ズボンなどメンズ・ウエア)も始まっています。