今日は大みそかです。
過ぎた一年を振り返り、
明日からはじまる新しい一年に思いを馳せる日です。
過ぎ去った一年の日々を振り返り、
悲しい出来事は、邱永漢先生が
86歳でお亡くなりになったことです。
はじめて邱先生の文章を読むようになったのは
先生が55歳のときでしたから、
31年の間、先生の文章にふれることができました。
20世紀アジアが生んだ最高の賢者である
先生の文章にふれ、多くのことを学ぶことができ
幸せなことでした。
これからも先生の思想、行動の研究家として
活動することを自分に誓ったことでした。
一方、今年は楽しみの多い年でもありました。
ベトナムの首都、ハノイ、
カンボジアの首都、プノンペン、
ミャンマー最大の都市、ヤンゴン
タイの首都、バンコック
とインドネシア半島の都市を
訪ねることができました。
ベトナム、ハノイに2回行き、
成長を続ける会社を訪ねることができたことは
ありがたいことでした。
またカンボジア、プノンペンを訪ね、
王宮で平家物語に出てくる沙羅双樹の木や花を
見ることができたこと、
ラッフルズ・ホテルのレストランで
豪勢なフランス料理をいただいたことも
ありがたいことでした。
ミャンマー発展のシンボルである
ヤンゴンのティラワ工業団地予定地に触れたこと
も愉快なことでした。
また20数年ぶりにバンコックを訪れ
日本企業が集結する工業団地を見学できたこと、
そして、マンダリン・オリエンタルホテルの
素晴らしい内装やサービスにふれたのも
楽しいことでした。
こういう楽しみを享受できたのも
未来に目を向けて生きることの重要性を
教えていただいた邱先生のおかげです。
皆様、どうぞ、よいお年をお迎えください。