2012年03月

3月28日、ペトロベトナム証券(PSI)の視察を終え、

私たちは昼食のため、レストランに向かいました。

WILD LOTUS、「野生の蓮(ハス)」という意味の

レストランで昨年も訪れたお店です。

 

レストランも二度目になると、

気のせいか落ち着いて食事することができます。

 

くつろいで食事したあと、向かったのは

ホアファット鉄鋼グループ(HPG)です。

 

この会社への訪問も2度目で

事業の内容がだいたい頭に入っているので、

リラックスした気持ちで訪れました。

 

ですが、「彼は昔の彼ならず」で

事務所がすっかり変わっていました。

 

昨年訪れた時は細い階段を上がって

会議室に向かったのですが、

今回訪れた事務所ビルは

広い場所に二人の受付嬢がいて、

玄関からして、大企業の風格を漂わせています。

 

案内されるままに、会議室に入って

席に座ると、IR(nvestor Relations)

(投資家向け広報活動)担当スタッフが

笑顔を浮かべながら部屋に入ってきました。

 

私も笑顔で応対すると、

「戸田さんが昨年も来ていただいたことを

承知しています。

今回初めて訪問された方々もおられるので

会社の事業内容を伝える英文資料を配ります。

そして、昨年の事業成績を中心に説明します」

とのことで、口頭で事業成績の説明を受けました。

 

昨年は企業環境が厳しく、収益は落ちたようですが、

この会社が目標としている方向にむけての前進は

順調に進んでいるとの印象を受けました。

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今回のベトナム視察ツアーで得た話は次のセミナーで お伝えします。

3月 31日 中国株・ベトナム株セミナー@大阪(13時~16時)

4月2日   中国株・ベトナム株セミナー@岐阜(18時~19時30分)

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ペトロベトナム証券の事業内容を聞き、

証券会社OBで、証券業界の事情に明るい友人は

「情報の非対称性」という商品取引をめぐる

売り手と買い手の保有情報の偏りについて

質問しましたが、前にも紹介したように

この会社には日本のSMBC日興コーディアル証券は

この会社に出資、業務協同を始めました。

 

以下に昨年2月22日に同社が発信したニュースリリースを

紹介させていただきます。

 

「日興コーディアル証券)は、ベトナム石油ガスグループ

(Vietnam Oil and Gas Group :以下、ペトロベトナム)

傘下の証券会社であるペトロベトナム証券

(PetroVietnam Securities Incorporated :以下、ペトロベトナム証券)が

実施する第三者割当増資を引き受けました。

 

日興コーディアル証券は、約1,337億ベトナムドン

(邦貨換算約5億78百万円)の出資を行い、

持ち株比率は、約14.90%となりました。

 

また、日興コーディアル証券は、

ペトロベトナム証券の業務展開をサポートするとともに、

ペトロベトナム及び同社グループ企業の

海外からの資金調達を支援いたします。

また、相互のお客様の海外進出支援等、

多岐にわたる分野で業務協働を開始いたします。

 

ペトロベトナム証券は、ベトナム最大の企業グループである

ぺトロベトナムグループの資金調達を一手に引き受けております。

日興コーディアル証券は、

今回の出資及び業務協働契約締結を機に、

ペトロベトナム証券及びペトロベトナムグループとの

リレーションを強化するとともに、

日越間の証券ビジネスの拡大を図ってまいります。」

 

このペトロベトナム証券の業務の内容を

私たちは現地で伺ったわけですが、

私たちお質問を受けてくださった社長も大変若いです。

去るに当たって「失礼ですが、おいくつですか」

と聞きましたら、「37歳です」という答が返ってきました。
 

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今回のベトナム視察ツアーで得た話は次のセミナーで お伝えします。

3月 31日 中国株・ベトナム株セミナー@大阪(13時~16時)

4月2日   中国株・ベトナム株セミナー@岐阜(18時~19時30分)

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ペトロベトナム証券の事業内容の説明を聞き、

今回の視察に参加してくださった証券会社OBで

この分野に精通している友人が発言しました。

 

「ペトロベトナム証券は世界でも

類例のない証券会社だと思います。

ペトロベトナムグループは

石油、ガス事業を核に多角的な事業を営み、

ベトナムのGDPの30%程度に当たる

売上げを挙げています。

 

そのペトロベトナムの財務部門が

分離独立したのがペトロベトナム証券だと思います。

 

ペトロベトナム証券には

ペトロベトナムグループの膨大な情報が

蓄積されています。

 

他方、顧客にはそうした情報はなく、

ペトロベトナム証券と顧客の間に

大きな格差があり、買い手は

売り手からの説明に依存するしかない。

 

こうした状況を経済学では

『情報の非対称性』と言っているが

この点をペトロベトナム証券はどう考えていますか」

 

私はこの友人の発言を聞いていて、

すっかり、尊敬しました。

私も一応、経済学徒の一人ですが、という用語を初めて

耳にしたのです。

 

この意見というか、質問というか

の発言を受け、ペトロベトナム証券の社長さんは

「まことに鋭いご質問です。

当社では法令に従い、お客様に不利のないような

取引を行っていきます」

と応えました。

 

ベトナム、ハノイの一室で

「情報の非対称性」という言葉を聴いて

私は大きな刺激を受けました。
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今回のベトナム視察ツアーで得た話は次のセミナーで お伝えします。

3月 31日 中国株・ベトナム株セミナー@大阪(13時~16時)

4月2日   中国株・ベトナム株セミナー@岐阜(18時~19時30分)

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私たちが訪れたペトロベトナム証券(PIS)は

ペトロベトナム・グループの証券会社です。

 

またこの会社には日本を代表する証券会社

SMBC日興コーディアルが出資し、

その社員も派遣しています。

 

石油会社がどうして、証券会社を系列にもっているのか、

また、その会社に日本の証券会社がなぜ出資してうのか、

そんな疑問を持ちながら、説明を受けました。

 

そのとき、説明いただいたことを

記した英文資料が手元にあります。

 

この資料によれば、

ペトロベトナム証券(PIS)業務は次の通りです。
(日本語訳は小生が試みた拙訳です。) 

 

1 Brokerage:株式売買の仲介

 

・Brokerage:株式売買の仲介

・Repo:調査

・Stock Depository:証券保管

・Margin Loan::信用取引

2 Reserch,Properiety Trading&Investment:調査、株式の自己売買、投資

・Company Report::企業についての調査

・Market Update:市場情報の更新

・PV-index:ペトロベトナム指標の発行

・Invest in listed stocks,OTC:上場企業や未公開株への投資


3Corperate Finace:企業金融

・Listing :証券取引所への上場

・Public Offering :公募による株式発行

・Restructuring:企業再構築

・Underwring:株式発行時の受付


4 M&A:企業の合併、買収

・Private Placement::

私募(有価証券発行の際に、少数の投資家、機関投資家を対象に

取得の申し込みを勧誘すること)

・Internatinal Bond Issuarance:国際的な債券の発行

・Finding Strategic Investers::戦略的投資家の探索

これを見る限り、普通の証券会社の機能と

さして違いがないのですが、説明を受け

この会社はペトロベトナムグループの資金調達を

一手に引き受けているというところに大きな特徴がある

ということがわかりました。

 

2月28日、私と友人たちは

10時にハノイヒルトンオペラ(ホテル)に集まり、

3番目の会社、ペトロベトナム証券(PSI)に向かいました。

この会社の正式の英文名称は

, PETROVIETNAM SECURITIES INCORPORATED.です。

 

実はこの会社のことを私はよく知らず、

ジャパン証券さんのご紹介で

ベトナム最大の石油会社ペトロベトナム系列の
保険会社と教えていただき、訪問の価値があると考え、

ジャパン証券さんのアドバイスに従ったのです。

 

というのも、昨年、ペトロベトナム(PVN)系列会社3社

具体的にはハノイ市で、ペトロベトナム・ファイナンス(PVF)、

ホーチミン市でペトロベトナム・ドリリング(PVD),、

ペトロベトナム運輸(PVT),を訪れていて、

興味深い話を聞かせていただいたからです。

さて、これまで訪問した会社の略称は

いずれもPVで始まります。

ですので、訪問するのは

ペトロベトナム証券(PIS)であるにもかかわらず

私の頭の中では(PVI)になっていました。

 

というのも、、ペトロベトナムグループには

石油プロジェクトやグ. ループ企業に対する

損害保険のサービスを提供する会社として

略称がPVIであるペトロベトナム保険

PETROVIETNAM INSURANCE JOINT STOCK COMPANY

があるのです。

 

ですので、私の頭では、訪問先が

PVI=ペトロベトナム保険になっていました。

それが間違っていると気づいたのは

会社を訪れ、スクリーンに投射されている文字が

, PETROVIETNAM SECURITIES INCORPORATED.(PSI)

とあり、ここは保険会社であることを知ったのです。

 

自分の不勉強ぶりを露呈するお恥ずかしい

お粗末な話ですが、私と同じように誤解をする方も

おられるのではないかと思い、告白する次第です。

 

さて、私の頭はお粗末極まりないものでしたが、

訪れた会社は立派な会社で、幹部席には

日本人のマネージャーが並ばれ、この方が

日本の有名なSMBC日興コーディアルから

派遣されている方である直ぐに気づきました。

 

というのも、ハノイに入った翌日の夕食懇談会で

ジャパン証券の竹内アナリストからPSIでは

SMBC日興コーディアルから遣されているマネジャーが

出席されるかもしれないと聞いていたからです。

こうして私は自分の間違いに気づき、

頭の中の混乱が落ち着いていきました。

 

ペトロベトナム証券(PIS)は

日本のSMBC日興コーディアルが

出資している保険会社です。

 

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