2012年02月

旅行会社の担当の方から

カンボジアに入るには

ビザが必要と教えられ、

そのことが頭に入っていなかったので

私はすっかり慌てていました。

ちょど、このとき、私の傍で、
妻が東京に居る次女とチャット

(パソコン画面で互いに顔を見ながら会話)

していました。

 

次女はパソコンから聞こえる

私の声に“異変”を感じたようで、

とっさに、「カンボジアに入るためのビザをとる方法」

を伝えるサイトを調べてくれました。

 

そして、“家に居ながらにして、

ビザが取得できる方法“として

”eVisaセンターとの交信“による取得

の方法があるこことを伝えてくれました。

 

説明によればeVisaセンターを介しての取得とは

カンボジアビザをネット上でオンライン申請できる制度で

ビザ取得のためにカンボジア大使館を訪問したり、

郵送する必要が無く、ビザが発行されるのを待つ必要がなく、

カンボジア外務国際協力省のサイトから、

パスポートとクレジットカードを用意して申請するだけで、

メールにてe-ビザが届くというシステムです。

 

これは良いことを教えてもらったと、

私は喜び、パスポートとクレジットカードを

机の傍において、すぐに申請しました。

 

申請すると、自動的に返事が来るとののことで、

すぐに返事がくるもんと思い、待ちましたが、

なかか返事が来ません。

 

電話しようにも、電話番号の案内が見当たりません。

すると、妻が、「メールが届かないお客様」向けの

コーナーがあったと言います。

 

と言われて、何度も見るのですが、

そのコーナーを見つけることができません。

 

そんな、私に代わって、妻がそのコーナーを

呼び出してくれ、私はフォーマットに従い、

返事がないことを書き、発信しました。

 

今度は直ぐに返事があり、

どうも私は以前使っていたけれど、

いまは使っていないアドレスを書いていたようです。

 

eVisaセンターと何度か交信して

そういうことに気づきました。

 

慌てたときはイロイロ間違いを犯すことを

知った次第です。

 

いつもはベトナムに入って

ベトナムから帰るというコースですが、

今回は私はベトナム(ハノイ)のあと、

カンボジアの首都、プノンペンに入ります。

 

そのチケットがその旅行会社から

届いて、確認し、聞きたいことがあるので

旅行会社の担当の方に電話しました。

 

用件はすぐに済んだのですが、

担当の方が次のようにおっしゃいました。

 

担当:「カンボジアに入るには

ビザが要りますが、ビザの取得は

どういう方法でなさいますか?」

 

戸田:「え、ビザが要るんですか」

 

担当:「ハイ、必要です。カンボジアに行かれると

伺った時点で、ビザが必要と申し上げたのですが」

戸田:「あ、そうですか。まったく頭に入っていなかったです。

で、どうすればいいんですか?」

担当:「ビザを取得するには三つの方法があります。

一つはカンボジア大使館に行って手続きする方法。

大使館には二回行く必要があります。

 

二つは弊社で代行させていただく方法ですが、

手数料として9千円かかります。

 

三つは、現地の空港でとる方法です。」

私は、そういうことを知りませんでした。

プノンペン空港からスムーズに外に出て、

ホテルに行き、そこである方と

お会いすることを約束していて、

そんなシナリオが狂う可能性が出てきました。

また日本を発つ前、いくつか予定があり、

大使館に行く時間はありません。

 

空港で手に入れる方法があるとのことですが、

時間がかかると、ホテルでの面談に

支障が出てくる方法があります。

 

そんなことが頭をよぎり

私はすかり慌ててしまいました。

 

私のベトナム視察旅行を

リードしてくれているのは

言うまでもなくジャパン証券です。

 

邱永漢先生が、

日本人がベトナム株に安心して

投資できる環境をつくろうと考え、

周囲にも働きかけて、

3年前でしたか、

この会社をベトナムに創ってくれました。

 

おかげで、私のように

さしてパワーを持たない人間が、

昨年から数えて、5回も

ベトナムに投資視察旅行を

企てることが出来ています。

 

邱先生そして

ジャパン証券の皆さんには

いつもいつも頭を下げています。

 

さて、私のベトナム視察旅行を

背後から支えてくれているもう一つの組織があります。

 

ベトナムに本拠を置く

APEX社スケッチ・トラベル部門です。

 

付き合いからいうと、

この組織にはジャパン証券ができる

4年ほど前からお世話になっていて、

今も車の手配とレストランの選定、予約で

たいへんお世話になっています。

 

私は海外旅行の評価を決める重要なファクターは

「食べること」にあると考えていて、

レストランの先生に力を入れています。

 

幸い、APEX社スケッチ・トラベル部門には

これまでの経験から、レストランの評価について

豊富な蓄積を持ち、私が一定の予算案を出すと、

そのもとで、日本からの参加者の

口に合いそうな料理店を選んでくれます。

 

また各店のメニューを事前に確かめ

相互の調整までしてくれます。

おかげで、食べることで、

感謝されたことは何度もありますが、

クレームを受けたことは

一度もありません。

 

APEX社スケッチ・トラベル部門は

私のベトナム視察旅行にとって

大変重要なもう一つのサポーターです。

 

人と人の交流を円滑にするのは

いろいろあると思いますが

その一つはお土産です。

 

初対面の間柄であっても

お土産一つで心の通い合いは

滑らかになります。

 

ですので、いつものことですが、

訪問する会社が決まると、

私は直ぐお土産の調達に走ります。

 

お土産は一つは

訪れる会社に持参していきます。

 

時間をさいてわざわざ私たちのために

説明の場を設けていただいたことへの

御礼の気持ちを表すためのものです。

 

今回は五つの会社を訪れますので、

この五つの会社へのお土産が必要です。

また私たち日本からの訪問者と

ベトナムの上場会社と

結びつけてくれているのは

ジャパン証券の方々です。

 

ジャパン証券の現地社員の方々は

日本からのお土産を喜ばれると

伺っていますので、いつも持参しています。

 

一つはスタッフの皆さんが

オフィスで一緒に召し上がっていただけるものを

持参します。

 

また、とくにお世話になっている

個々の方々にも持参します。

 

例えば、私がベトナム・セミナーを企画し

提案させていただく都度、

訪問を希望する会社に

訪問を受け入れてくれるよう

交渉を進めてくれているのが

ベトナム人アナリストのMr.Duc (ドゥック)です。

 

Ducさんは今回も何度も何度も粘り強く、

企業との交渉を続けてくださったと伺っています。

 

またジャパン証券では最近、

マーケティング担当社員として

Tuan(ツアン)さんを採用されましたが

Tuanさんは、今後、戸田ゼミのスケジュール管理や

企業交渉にも携わってくださるとのこと。

 

ですので、今回はDUC(ドゥック)さんと

Tuan(ツアン)さんにお渡し、お宅で

楽しんでいただけるお土産も持参しすことにしました。

 

どういう商品が喜んでいただけそうか、

いろいろな店を見て回って探し購入し

手のすると、ずっしりと重く感じられます。

 

一仕事終えた気持ちになり、

さあ、ハノイに行くぞと引き締まった

感じになりました。

 

一日あたり、

二つの会社を訪問するというのが

標準的と言われています。

が、昨年、夏、

ホーチミン市を訪れたとき、

直前になって訪問を拒まれました。

 

東南アジアで仕事をされている方から

こういうことはアジアでは間々あることで

別段、おかしくないと慰められました。

 

ですが、せっかく、

ベトナムの新鮮な風に当たることを

楽しみにして参加いただいている

皆さんには申し訳ないことです。

 

そこで、無理を承知で

今回もジャパン証券さんに4社でなく

5つの会社の訪問をお願いしました。

 

こうしたお願いを聞き入れてくださり

各社と粘り強く交渉くださいました。

 

訪れたいと思った会社で、

交渉の末、訪問を受け入れてくれた

会社もありますが、残念ながら

訪問を断られた会社もあります。

 

なら、次善の策として

どこの会社を訪れるか、

そうした意見交換を頻繁に交わし、

結局、5つの上場会社の

訪問予定が決まりました。

 

この二日間には

リードしてくださるジャパン証券を訪れたり

またハノイ市の西側に広がる新興開発地域を

見学するスケジュールも織り込まれています。

 

できあがったスケジュール表を見ると

結構、ハードになっていますが、

予定はハードに思われるれるくらいが

ちょうど良いと私は感じています。

 

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