2011年10月

邱永漢さんの出世作『私の株式投資必勝法』に

紹介されている『店頭株5ヵ年投資の実例』では

昭和30年1月に、60万円出しで、
12銘柄の店頭株を500株ずつ、
合計6000株を買ったところから出発しています。

 

その銘柄の1つが昭和29年11月に

店頭株に認められた本田技研です。

本田技研の昭和30年1月時点での

株価は187円。
この株を500株買うのに要した金額は

187円×500株=93,500円です。

 

その後、4年8ヵ月後、
昭和34年9月までの配当収入が

247,000円。


その間、増資され

新株払い込みに要したのが575,000円です。

それが昭和34年9月には

株価が735円で株数は12,000株で、

持ち株評価額は

735円×12,000円=8,820,000円。

 

そこで差引評価額

(持ち株評価額に配当収入を加え

新株払い込みに要した575,000円を引いた金額)は

8,820,000円+247,000円-575,000円=8,492,000円

(注:『実例』では8,492,500円と標記されています。)

つまり昭和30年1月に
本田株を買うに要したお金93,500円は

昭和34年9月、差し引き評価額8,492,000円へと

8,492,000円÷93,500円=90.8倍
になっているのです。

 

株価が735円÷187円=3.9倍、

株数が12,000株÷500株=24倍

と株価が4倍、株数が24倍に増えたためです。


成長株投資がもたらす効果の凄まじさを
示して余りあります。
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11月12日(土)、大阪で、11月13日(日)、東京で中国株・ベトナム株投資セミナーを
行います。(大阪セミナー、参加者10名=満席)(東京セミナー 参加者6名)

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*12月10日、戸田ゼミ忘年会、福臨門丸の内店で開催(現在の参加者 19名) 

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* 2012年2月25日から29日までベトナムの首都、ハノイを訪れ
  上場会社や郊外の開発地域を訪れます(現在の参加希望者 5名)

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*ベトナムにおける唯一の日系の証券会社、ジャパン証券の投資口座開設を希望される方は  

<jsi@japan-sec.vn>に「投資口座を開設したい」旨のメールしてください。
口座開設は日本国内で可能ですが、開設までに1ヶ月程度かかります。
ちなみにジャパン証券のホーム・ページはhttp://www.japan-sec.vn/です。


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野村胡堂さんがソニーに貸した4万円が
ソニー株になり、それが10年後、1億円になったこと、

また飯沢匡さんが5万円で買ったソニー株1000株が

のちに10億円になったことを紹介したあと、
私は邱永漢さんの出世作となった
『私の株式投資必勝法』を想い出しました。

 

この本には邱さんが
成長株投資に目覚めたこと、そして
そのきっかけになった桑田雄三さんの
『店頭株5ヵ年投資の実例』
が紹介されています。

 

この『実例』は次のようなものです。
昭和30年1月に、60万円出し、
店頭銘柄である次の12銘柄の株を
500株ずつ、合計6000株を買いました。


西華産業、横河橋梁、河合楽器、オーシャン、
プレス工業、伊勢丹、東洋ラジエータ、帝国ホテル、
八欧電機、本田技研、日本触媒、蘇東興行

 

その後、各社の増資に応じ

配当金なども充当して
新株払込金を払い続けました。

支払った金額は60万円と
配当では不足する増資払込金、75万円で

合計135万円です。

 

これが、4年8ヵ月後、

持ち株評価額が1400万円となり

持ち株の評価が10倍強になっているのです。

 

どうして10倍にもなったかというと

会社の成長、発展により、
もとの株数6,000株が

増資、増資で、昭和35年には
37,875株と6倍になり、
また株価も上がったからです。


邱さんはこの『実例』を見て

「株をやるなら、こういう成長株に投資するに限る」
と考えるようになったわけです。
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11月12日(土)、大阪で、11月13日(日)、東京で中国株・ベトナム株投資セミナーを
行います。(大阪セミナー、参加者10名=満席)(東京セミナー 参加者6名)

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*12月10日、戸田ゼミ忘年会、福臨門丸の内店で開催(現在の参加者 19名) 

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* 2012年2月25日から29日までベトナムの首都、ハノイを訪れ
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ちなみにジャパン証券のホーム・ページはhttp://www.japan-sec.vn/です。


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野村胡堂さんがソニーに貸した4万円が
ソニー株になり、それが10年後、
1億円に化けた話を紹介しましたが、
邱永漢さんの『ダメな時代のお金の助け方』
(1997年刊行)には、次の文章が掲載されています。

 「私の知人の中にはソニーが
まだ東通工と呼ばれていた時代に、
盛田昭夫さんにすすめられて5万円出して
東通工の株を千株買い、死ぬまで持ち続けた人がいる。
もう20何年も前に時価ですでに億の金に
なっていたから、死んだ時は
かなりの創造区税をとられる羽目になったに
違いない」。

この話、邱さんは最近の「もしQ」で
より詳しく次のように書きました。

「私とは全く関係のないことですが、
ソニーがまだ東通工という会社であった頃、
劇作家の飯沢匡さんと盛田昭夫さんは親しかったので、
「オイ、うちの株を持たんか」という話になり、
飯沢さんが5万円出して東通工の株を1000株買ったそうです。
それがソニーと改名して次々と増資して
今日のような世界的な大会社になったのですが、
友達の誼みもあって飯沢さんは増資に増資を重ねても
只の1株も処分せず、
死ぬまでずっとソニーの株を持ち続けました。
そうしたら5万円が10億円になったと
人づてにきいたことがあります。
『大したものだ、だから株を持つなら成長株に限る』
と言うことになりますが、
本人は折角の大財産をそっくり残して死んだのですから、
実は持っていなかったとの同じことになります。
従って羨しがるほどのことではありませんが、
株をやって一儲けしようと考えている凡百の人たちにとっては
心穏やかならぬ話であります。」
(「もしQ・第3658回」。「5万円が10億円になる株式投資も」


この話、成長株を持ち続けると

どうなるかを伝えていて
たいそう説得力があり、貴重です。
 

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11月12日(土)、大阪で、11月13日(日)、東京で中国株・ベトナム株投資セミナーを
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野村胡堂さんがソニーに貸した4万円は
その後、どうなったでしょうか。

東京の経堂緑岡教会で太田愛人氏が
2006年10月22日に「宝を天に積む」と題して
話された講話(説教)
を読むと、

その後の消息がわかります。

「井深さんが盛田昭夫さんと二人で、
野村胡堂のところへ
『新円』で金を貸してくれるよう、頼みに行った。

胡堂は、新円で四万円、どーんと出してやった。
それで御殿山に土地が買えた。
それからどんどん工場やビルが出来た。
今や世界のソニーになっている。
ですから金は儲かって、借りた金を返しに行ったら、
『私は金貸しではない。 持って帰りなさい。』
と言って受け取らない。
しょうがないので、自社株にしたらそれが一億円になった。

また届けに行ったらやはり『いらない』と言う。
一個人が企業にお金を出して企業が起ち上がる。
このことをエンジェルといいます。英和辞書を引いてみると、
第一に、受胎告知のあの『天の使い』とあり、
もっと先へいくと、
『一個人が企業のために投資して、その企業が起ち上がる。』
とあります。
野村胡堂、すっかりエンジェルにされてしまう。
日本経済新聞に
『エンジェル野村胡堂、銭形平次の投げ銭がソニーを救う』
などという見出しで書かれております。」

 野村胡堂さんはクリスチャンだったそうで
そのためキリスト教の教会でお話で
取り上げられたのでしょうが、太田さんによれば
4万円相当のソニー株が 一億円になったのは
昭和31年とのこと。 

ということは野村胡堂さんが
昭和21年の暮ごろに
ソニーに貸した4万円は昭和31年、
つまり、10年後には1億円になった
ということになります。
このことは、いま株にお金を投じている人に
たいへん参考になるところです。 

ちなみに野村胡堂(本名 野村長一)さんは
亡くなる直前の昭和38年、
返済義務のない育英奨学金と
学問芸術の研究助成を目的として、
昭和38年に本人所有のソニー株式
約1億円の寄付によって野村学芸財団を
設立
しています。

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ソニーを創業した井深大さんが
品川・御殿山に工場を移す時の資金繰り難から

銭形平次捕り物控の野村胡堂さんに
5万円のお金を借りに行ったのは、
昭和21年頃のことです。

 

当時、大卒銀行員の初任給が200円くらいで
5万円はたいへんな大金でした。
そのため、井深さんも野村胡堂さんに、
正面切って
「運転資金として5万円貸して下さい」
と言えなかったのです。

 

このときのことを、井深さんは
39年後に次のように述懐しています。

「帰り道、盛田君と顔を見合わせながら、
お互いに
『5万円という金額を切り出せなかったなあ、

知人には言い辛いものだ』と、

照れくささとともに談笑したことを覚えている。

その後、足りない1万円ほどのお金は、

盛田君の実家のほうで都合してもらい、

どうにか資金繰りは乗り越えることができた」
(井深大著『創造への旅』。昭和60年刊行)

こうした資金調達の甲斐あって、
創業間もないソニーの前身、東京通信工業は
東京・日本橋から品川・御殿山に
本社を移転することができました。

 

ソニーの旧本社には次の言葉が記された

プレートが掲げられていたそうです。
「ソニー株式会社は
昭和22年(1947年)1月20日
この土地に70坪の工場を得て
東京通信工業株式会社として
今日への第一歩を印した」。

 

当時の写真を見ると、
本社と言っても、
いま品川駅前に建っている

現在のソニー本社とは雲泥の差があり、

バラック小屋のような建物で、

敗戦直後、何もないところから創業した

井深さんや盛田さんたちのご苦労がしのばれます。

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行います。(大阪セミナー、参加者10名=満席)(東京セミナー 参加者6名)

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