去る3月20日、私たちはホーチミン廟を見た後、
バーディン広場に出ました。
広大な広場なので気持ちが良く、
皆で記念写真を撮りました。
そのあと、近くにあるホーチミンの生家を見たのですが、
要所、要所で、広大な画面で大きなスタジアムで
歌手が歌を歌う模様が放映されていました。
「あれは昨年10月1日から10日間
行われたタンロン建都1000年祭の時のものですね」
とガイドさんに聞くと「そうです」とのことです。
ベトナム北部は、10世紀まで中国に支配されてきましたが
1010年、中国(後漢)支配から独立し、ベトナム(李朝)が
首都をタンロンとしました。
タンロンとは「昇竜」という意味で、
いまのハノイのことを指します。
「昇竜」とはう縁起の良い名前で
住友商事がハノイ郊外に創った工業団地が
タンロン工業団地で、またジャパン証券が提携している
ベトナムの証券会社がタンロン証券で
「タンロン」という表記はここから来ています。
ちなみに、首都ハノイで繰り広げられた
この「建都1000年祭」10月10日のパレードの様子を
「党の威厳強調、建都千年祭:ハノイでパレード」と題し
次のように伝えています。
「ベトナム首都ハノイのバディン広場で10日朝、
『タンロン・ハノイ建都千年祭』のクライマックスとなる
記念式典が開催された。
ベトナム政府や各国政府の代表者らが出席。
午前7時55分ごろに聖火台に火が灯された後、
広場に設置された大砲が祝砲を鳴らして式典の開幕を告げた。
その後、グエン・ミン・チエット大統領(国家主席)の
演説やベトナム人民軍によるパレードを経て、
歴史的なモチーフや共産党の指導者ホー・チ・ミン(1890~1969年)の
肖像画などで飾られた山車(だし)、さらに数々の華やかな
パフォーマンスが繰り広げられた。
全体的にはハノイの歴史にとどまらず、
ベトナム共産党の力を強調する内容となった。」
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