2010年10月

大阪でのセミナーの一週間後にひらいた

東京のセミナーにも大勢の方々が参加してくださいました。

いつも参加してくださる方々が5名、

8月のベトナム株セミナーで初めてお会いし、

今回ご参加いただいた方々が2名、

大阪でのセミナーに続いて参加いただいた方が1名、

今回始めて参加いただいた方々が5名、

合計13名で満席でした。

 

この勉強会で私が強調したことは2つ。

一つ、中国の成長株投資に徹したら

一財産つくることができるというメッセージです。

 

このところ、私の周辺に
中国株で一山当てたという人たちが

現われているが、これは前もって
予想されたことであると申し上げ、

幸い、中国の経済は今後、これら
新しい段階に入るので、今後、
10年で株の運用資産を10倍くらいに
増やすことが考えられると申し上げました。

 

そのため、成長株投資に徹した行動を

とることが必要であると説明しました。

 

もう一つは

ベトナムの国民は日本人や中国人同様

欲働くので、今後高い成長を続けることが

予想されるが、いまベトナム株の多くは

株価は底を這うような状態になり、
絶好の買い場であると申し上げました。

 

そして私が良いと思っている銘柄を
具体的に紹介しました。

 

セミナー後の懇親会も賑わい、

楽しい一日でした。

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読者の方からのメールに促され、
来る11月28日(日) 、神奈川県藤沢市で
中国株・ベトナム株投資セミナーを開催することにしました。
参加費は1万円です。
ご関心をお持ちの方々のご参加をお待ち申し上げます。 

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私は自分のことを
邱永漢思想の研究家だと思っています。

“邱永漢思想の研究”は
邱著作愛好者の皆さんが

多かれ少なかれ実践されていることだと

思いますが、私が自分のことを
“邱永漢思想研究家”と呼ぶには

それなりの理由があります。

 

一言で言えば邱さんに学んで
新しい事業を企画し実行させていただいた

ということです。

私も多くの邱ファンと同じように

財産づくりの要領を邱さんから
学びました。

 

最初は投資向きの不動産を手に入れる

要領を学び、続いて、株で損をしない

要領を学びました。

 

それぞれ、たいへん重要なことで、
価値があると思うので後進の人たちに

“投資向き不動産見て歩きセミナー”
とか

“中国株・ベトナム株投資セミナー”

“株の原則通信セミナー”

などの勉強会を開いて学んだことを

伝えています。

 

ですが、不動産投資とか
株の不動産投資の知恵を

学んだだけなら、私は
自分を邱永漢思想研究家とは

名乗っていないと思います。

 

そう名乗るのは

邱さんに学んで

新しい事業を軌道に乗せたという

体験があるからです。

 

その具体的な内容は前にも書いたし、
自著『あなたも賢者になれるー

私は邱永漢さんの知恵を借りた』

でも書きましたので、ここでは
繰り返しませんが、このことが
心の大きな支えになり、
自分も“邱永漢思想研究家”の端くれと
言っても叱られないだろうと思ったのです。

邱永漢思想の奥はなかなか深いのです。

 

私が自分のライフワークを

“邱永漢さんの思想研究”にしよう

と思ったのは15年ほど前のことです。

 

邱さんの著作集のなかから

自分にとって役に立った、
勉強になったと思う作品集を選び出し、

それに解説を加えるという編集作業を
させていただきました。

 

そうしてまとめた原稿集に

邱さんが『原則がわかれば生き残れる』

というタイトルをつけ、
1994年(平成6年)に出版されました。

 

バブルが崩壊して世の中は日増しに

悪くなるという時期でしたが、

この本は実によく売れました。

ちょうど、その頃、
スポーツ・ニッポン新聞が

毎週一回、邱さんのコーナーを設けていて、

一人の邱著作愛好者が邱さんの作品を

まとめて本にしたことに興味をもたれました。

 

そして担当の記者の方から

取材を受けたのですが、
「邱先生の思想と行動の研究を
これから、自分のライフワークに

していくつもりです」と話し、
記者の方は、「ファンが昂じて本を出した」

と私の顔写真入りの記事を載せられました。

 

これが機縁で、その直後、邱さんの
どんな本がおもしろく役に立ったのか
書くように言われ新聞に掲載いただきました。

 

それらの本の数が結構多いので

記者の方は邱さんにどの本が一番

役に立つのか、邱さんにじかに聞かれたところ、

「それは、邱永漢思想研究家の戸田敦也さんに

聞いてみてください」とおっしゃったとのことで

電話をいただき
「一冊挙げろと言われたら『金儲け・発想の原点』です」
と答えました。

 

そういうやり取りの過程で邱さんが

「邱永漢思想研究家の戸田敦也さん」

と言ってくださったことが、大きな励みになりました。

以来、私のライフワークは「邱永漢思想研究」と

なりました。

これって邱作品愛読者がそれぞれの流儀で

なさっていることだと思いますが。

 

先週の大阪でのセミナーに引き続き

今日は東京でセミナーを開きます。

いずれも、初めて参加いただく方々が

増えています。

 

どうして、私のように

自分の本は一冊しか出していない
無名に近い人間の、しかも
参加費1万円のセミナーに
参加してくださるのでしょうか。

参加いただく方々からしばしば伺うのは

「戸田さんの文章は
『ハイハイQさんQさん』に
連載されていた頃から読んでいます。
そのあとの『戸田ゼミ通信』
でのコラムも読んでいます」

ということです。

 

こう言われる度に、
「ハイQ」が読者に与える影響の
大きさにあらためて驚くのですが、

私が「ハイQ」にコラム連載を終えて

4年の歳月が経っています。

たぶん、私が「ハイQ」にコラムを

書いていたことをご存じない方が

ほとんどではないかと思います。

にもかかわらず、最近

私のセミナーに参加いただく方が
増えている理由として思いつくのは

「もしもしQさんQさんよ」の

邱永漢コラム収録本の最後に

私が「邱永漢思想研究家」として

解説を書いていることが

関係しているように思います。

 


この「邱永漢思想研究家」という呼称、

私は気に入っているのですが

この呼称を意識するようになったのは

最近のことではありません。
1994年(平成6年)からのことで

もう16年の年月が経ち、結構

年季が入っているのです。

 

過日の大阪では
最初にベトナム株投資のことを
取り上げましたが、もちろん

中国株投資についても説明しました。

中国株投資について
私が強調したことは
「成長株投資を持続すれば産をなす」

ということです。

 

実際、このセミナーには
15年間、中国株投資を続けて

一財産つくったという人が

参加していて、好都合でした。

 

ですが、実際は成長株投資の

チャンスに恵まれながら、
儲かっていないという人が多く、
それはなぜなのかについて

私が考えていることをまとめた

3枚のペーパーを配りました。

 

その要点の一つは

成長株銘柄を手に入れながら、

“成長株投資”の意味がよく理解できておらず

“成長株投資”に必要な「持ち続ける」

という姿勢が守れていない。
頭も行動も「一カイ2ヤリ」の
“相場に賭ける”スタイルになっている
のではないか?ということです。

 

幸いにして
中国経済は今後、更なる発展に向かい、
邱永漢さんが

「株価は十倍、人民元は一ドル4元」

おっしゃっているように
これから中国株をはじめる人にとっても
一財産つくるチャンスがあると考えています。

 

これはたいへん
重要なことなので
もちろん、明日の東京での株のセミナーでも

説明します。

 

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