2010年04月

これまで40歳前後の人たちと

数多く接してきました。
その人たちの多くが、気にしている
一つのフレーズがあります。

40歳では遅すぎる」という言葉です。

ご承知のとおり、これは
邱永漢さんのある文庫本のタイトルです。
この本の原題は
『企業家誕生―40歳では遅すぎる』で、
文庫本を出す時、副題の「40歳では遅すぎる」を
邱さんは本の題名にしたのです。

 

何に対して、「遅すぎる」のかと言えば、
「独立」する人たちの多くは20歳、30歳台で

踏み出していて、40歳という年齢は
「独立」するには「遅い」という意味です。

このフレーズが効きすぎて、
別段、「独立・自営」のための試みを

何もしていないにもかかわらず、
40歳」を過ぎ、依然として会社員生活を

続けていることを気に病んでいる人が多い
という印象を受けています。

私自身はこれまで、「独立・自営」の生活に

憧れたことはありません。
たまたま、両親が無から有を生み出すような

人生を送り、その長所も欠点も見ていましたので

サラリーマン家庭で過ごした人たちが持つような

「独立・自営」を渇望するような気持ちはありませんでした。

ただ会社には定年があり、定年ともに
仕事がなくなると困るし、あまり会社生活を

続けていると、組織なしでは生きていけなくなるので、
一人で生きていく道を早めに開拓しようという気持ちから

定年年齢の60歳より10年早い50歳のときに

会社を辞めました。

 

つまり、私は40歳以降も会社勤めをしましたが、
35,6
歳ころから経済面の対策を講じ、また40歳以降は

のちのち、自分の力で生きていけるよう、未開拓の「仕事力」を
伸ばすような努力をしました。

 

その体験から私は、40歳以降の人生は、

本人の取り組み姿勢で、ガラッと変わるという考えを持ています。

40歳以降のビジネス・パーソンの皆さん、
40
歳を越えたからといってしょげ返る必要はありません。
会社や役所での仕事をより充実感のあるものにするような

創意工夫を発揮してください。保存

前回、引用した邱永漢さんの談話の続きを紹介します。

 

「私は『サラリーマン55歳厄年説』というのを唱えています。
最近の定年はほとんど60歳でしょう。

定年の日を迎えてから、クヨクヨする人は少ないんです。

だいたい、その少し前ですから55歳ぐらいで、

ノイローゼになってしまうのです。

 

しかし55歳になってから老後を考えるのではいかにも

遅すぎます。やっぱり、考えるとしたら、

40歳あたりからでないと十分な対策はできないでしょう。」

 

「いまは(年をとっても)細々ながら年金もでますし、
餓死するようなことはありません。
老人ホームにはいって、けっこう愉快にやっている人もいる。
演芸大会で、昔習った小唄かなんかを披露して、
拍手喝采を浴びる人もいるでしょう。

しかし、厄年になって将来のことが気がかりになったら、

やっぱり、そこで何がしかの対策を講じるほうがいいに

決まっています。

お金を貯めるのが苦手なら、せめて第二の人生のプラニングを、

具体的に立て始めるのもよいでしょう。
そのためには、どうしてもこれだけのお金が必要となったら、
今度こそ頑張って貯めるほか方法はない。

そのくらいの努力をしなければ、いい老後は望めないんじゃないですか。」

40歳は弱気が支配する年齢ですが、

老後のあり方を考え、必要な手を打っていく
時期でもあると邱さんはおっしゃっているわけです。

 

私の越し方をふりかえっても
40
歳前後の憂鬱な心理状態のなかで、
将来のことを考え、財産形成の面だけでなく
仕事の面でも改善を図ったことが、後半の

人生を切り開いていくうえでよかったと思います。

 

40歳前後の皆さん、よりよい老後を迎えるためにも
ご自身の人生設計に取り組まれることをお勧めします。

5月5日、40歳以降の方々を対象にした

人生設計セミナーを開きます。

40歳とはどういう年齢でしょうか。
この点につき、人間観察の大家、
邱永漢さんは次のように述べておられます。

「男の42歳は厄年といわれています。

満年齢でいえば41歳。
このころになると、体調がかわってくるからだといわれていますが、

私は、もうひとつ精神的な変調もあるんじゃないかと思うんです。

30
代は、あまり将来のことなんか考えず、
自分の好きなことをしている。

ただ遊ぶだけじゃなくて、技術や知識を習得する人もいるでしょう。
ところが、40代になると、将来のことがチラチラしてくるんです。

サラリーマンなら、いったい、俺は

どこまで出世できるのか、30代を振り返ると

いろいろなデータが出てきますから、同期入社の人と

自分を比べて、つい焦ったりするんです。

 

家庭のことでも、何かと気がかりな問題が出てきます。

どうも子供の成績がよくない。
どこかちゃんとした大学にはいってくれればいいが、
浪人でもしたら、遊び呆けてグレてしまうんじゃないか。

 

おふくろも歳をとってきたから、

そろそろ引き取ったほうがいいんじゃないか。

そうなったら、女房とうまくやっていけるだろうか・・・・・・・・。

 

そんなことを考えていると、

だんだん気が滅入ってくるんです。

弱気になって、どうしたらいいかわからなくなる。
こんな状態が、ちょうど41歳ごろなんです。」
(『お金の原則』)

邱さんは41歳のとき、どうしていいかわらかず、
うつ状態にあったと述べられています。
私なども40歳の頃、悩み苦しんだことが思い出されます。

40歳は弱気が支配する年齢です。

55日、東京で、
40
代、50代、60代の人たちに向けた
人生設計セミナーをひらきます。

その目的は、自分の後半の人生を

充実したものとするため、自分の今後の

あり方をイメージし、それに向けての

アクション・プランを作っていただくことです。

 

そして、もっと言えば、自分の将来を

自分で開拓していくという気概を持ち、

今後に向かって行動していく姿勢を

強固なものとしていただくことです。

 

どうして、こんなおせっかいなことを言うかと言いと、
会社や役所に20年以上勤めていると、
「目標」はすべて「会社や役所の目標」で、
肝心の「自分自身の目標」が空白になっている

人少なくないからです。

 

会社や役所の勤めを終えた途端に
「この世とおさらば」というとになれば、

それでも良いでしょうが、
今は生活のレベルも向上し、
医療の水準も飛躍的あがり
人間、カンタンには死にません。

 

会社や役所をやめてから
死ぬまでに20年も30年も、

ひょとしたら40年も生きることに

なる可能性があります。

これは大変ありがたいことですが、
この長寿の幸を心から、「ありがたい」と
感謝して生きていくには、
自分の人生の後半はこのようにして
生きて生きたというライフプランが必要です。

 

ライフプランには
仕事をどう開拓していくかという問題から
財産の維持、増殖をどう図っていくか、

さらには貯めたお金をどう使っていくか

健康の維持、増進をどう図るかまで

入ります。

 

後半の人生にむけて自分のプランを立てていくことに

関心をお持ちの方々、どうそご参加ください。
参加費は15千円です。
参考になる本もお渡しします。

人生設計で一番重要なのは

自分の仕事をどうしていくかということです。
私たちが一番多くの時間を割き、

技(わざ)とか人間関係とかを学び、
生活するための糧も得られる仕事は

たいへん重要です。

 

この仕事に、身が入らないとか

やる気がおこらないとかの問題をかかえている

人が少なくなりません。

何らかの改善が必要です。
この仕事生活の改善が人生設計のなかで
最も重要です。


次に大切なのが稼いだお金を

殖やしていくための投資術を身につけることです。

稼いだお金は大事なので、誰でも銀行に預けます。

お金を預け、根気よく貯金を殖やしていくことは

生きるための土台を作る作業です。

 

ですが、貯めたお金をうまく運用していくには
貯めたお金を旅に出させる必要があります。

行く先は二つです。

 

一つは会社の株を買う株式投資です。
成長する会社の株をうまく手に入れると、
増資で株の数が増えたり、株価もあがって
運用資産が2倍、3倍やすチャンスがあります。

一方、業績の悪い会社の株を買ったりすると
株価がさがり、悪くすると会社が倒産して

元手がなくなることがあります。

 

そういう意味で、お金を株に変えると、
運用資産は変動し、不安定になりますが、

この変動して不安定な株をうまく運用するには
上手な投資術を身につける必要があり、
これにも勉強が必要です。

 

稼いだお金を殖やす二つの道は

定期収入の入る便利のいい場所にある

不動産を手に入れることです。

 

年をとってもお金に困らないようにする上で

こうした不動産への投資の勉強も重要です。

 

来る54日には、この方面の勉強をします。
興味のあるかたは、ご参加ください。

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