2009年05月

「アジアの時代がやってくる。
アジアとタッチしておかなくては
 時代遅れになる」、 そんなことを考え、
思えば、この10数年の間、 私はアジアの各地を旅しました。

シンガポール、タイのバンコック、香港を皮切りに
北京、上海、大連、天津、
広東省のシンセン、東莞、広州、
上海郊外の 昆山、蘇州、
そして最近はベトナム、ホーチミン。
この中で 一番足しげく通ったのが香港です、
その次が上海、北京という順位ですが、
この間、いつも妻がいつも付き合ってくれました。

おかげで、私は毎回、楽しい旅を続けることが
でき、妻もいつも新しい発見を楽しんでいますが
そろそろ、これからは妻の行きたい所を
旅しなくては考えてきました。

妻が行きたいところはハッキリしています。
パリに行って美術館めぐりをすることです。
彼女は小さい時から絵をかくことを好み
大学も美術関係の方面に進み、子育てを
卒業しててからは、横浜市美術館と
町田国際版画美術館に通って、木版リトグラフの
製作に打ち込んでいます。
そんな妻の希望にそって、パリに行かなくては
と考えていたなか、昨年、私たちが大阪を訪れ、
長男と一緒に食事したとき、 長男が来年6月、
学会があるので パリに行くつもりだと言いました。

これを聞いて、 パリへの旅行が決まりました。
ちょうど長男がパリで仕事をしている間、
私たちは美術館を見て回ることにしました。

そしてパリに行くついでに、私としては
ロンドンにも立ち寄ることにしたい 、そう考え、
6月5日に成田からロンドンに飛んで 、
ロンドンの主だったところを診て回り、
8日にはパリに移り、12日まで 5日間、
パリで美術館めぐりをする ことにしました。

私の友人の一人がこの企画に乗りたいと
行ってくださり、ぎりぎりまで 検討されましたが、
結局調整がつかないとの ことで、今回は
私たち夫婦だけの 旅となります。

人生後半にめぐてきた旅ととらえ
ゆっくりロンドンとパリを旅するつもりです。

今回、ハンタイの有償増資の連絡を受け、
この機会に中国株の「有償増資」
について調べました。

「有償増資」とは企業が投資家から
新たに払込みを受けて新株を発行することですが、
調べたその結果の要点をお伝えします。 

(1)日本の金融商品取引法の規制により
「日本国内住居者」は外国株式の「有償増資」に対して
「払込み」ができない。

(2)「有償増資」のうち
ある種類のものについては
「有償増資」の権利を売却することができる。

(3)中国株の有償増資には
a「ライト」b「ワラント」c「オープン・オファー」
d「プレファレンシャル・オファー」 の4種類がある。

(4)①このうちa「ライト」とb「ワラント」は
予め決められた価格で株式を購入でき、
その権利を期限付きで売却することができる。
② 売却手続きをして、売却できた場合は
売却代金から諸費用を差し引いた額が口座に入る。
③買い手がつかず売却できなかった場合は
売却期間終了とともに権利が消失する。
④売却できたかどうかは、中国株の取引画面等で確認する。

(5)c「オープン・オファー」と
 d「プレファレンシャル・オファー」は
 権利を行使することも売却することもできず
 このため、権利放棄することになる。

以上に照らし、今回のハンタイの有償増資についての
通知文を改めて見るとと、今回の有償増資は
c「オープン・オファー」となています。

ですので、今回のハンタイのは有償増資に、
「日本国内居住者」であるものは
権利放棄のほかなしということになりました。

いろいろ確かめなければならないことが
あると感じました。
もちろん、こういうことがあるからといって
中国株投資への意欲が減退する
ということはありません。

前に、香港上海銀行から亨泰の有償増資の
通知があったので、申し込みの手続きをしたと書きました。
このことについて、同じように香港上海銀行から
通知を受けられた方から、この通知書には
「海外からの投資家」についての特記があり、
日本に居住している人間には有償増資の資格を
受けることができないので、ご自身は
申し込み手続きをしなかったとのご指摘をいただきました。

そうし指摘されて、香港上海銀行からの通知文を
あらためてよく見ると、次のような記述があります。
The Prospectus Document will not be registered
of filed under the applicable securities
or equivalent legislation of any jurisdiction
other than Hong Kong ,the Cayman Islands.

この文章を訳すと次のようになりましょうか。
「この説明書(The Prospectus Document)は
香港とケマイン諸島(Hong Kong ,the Cayman Islands)
以外(other than)の管轄区域(司法権が及ぶ地域;jurisdiction)
における有価証券法(the applicable securities)や
同様の法律( equivalent legislation of any jurisdiction)
のもとで記録される(filed)ものについては
登録されません(will not be registered)」

以上はあくまで私の解釈ですが、
この英文は、私たち日本で居住し、
日本の法規の適用を受けている
日本人に照らして考えると、
今回の優勝増資は適用されない
と言っている様です。

これまで、いくつかの記事を見て、
H株の有償増資は日本の証券会社で買うと
適用を受けることができず、他方、
香港の銀行や証券会社で購入すると
その適用を受けられるように受け止めていたのですが、
日本の法規の適用を受ける立場にある限り
残念ながら有償増資の適用は受けられないようです。

昨年、東大の構内を見回したとき、
東大病院に道を一つ隔てた場所で
二つの外国人の胸像と出会いました。

かの昔、日本が招いた先生であろうことは
容易に推察がつきましたが、それが
どなたのものであるか、不明でした。
それから、半年ほどして、
大阪でセミナーを開き、翌日、
大阪の「歴史博物館」を訪ねたのですが
東大に招かれていたドイツ人医学教授、
ベルツの遺品が展示されていて、
しばし拝見しました。

ベルツ博士のお名前は
「ベルツの日記」で、知っていたのですが、
遺品はまことに豪華なもので、
誰か有力大名の遺品であるといっても
あやしまないほどのもので、
明治の頃、わが国は、招いた外人教授たちに
莫大な額の俸給を出していたんだということが
想像されました。

さて、最近のこと、
このベルツ先生の胸像が東大に構内にあることを
知りましたが、それは半年前、東大五月祭に行った時に
出会った胸像の一つであったことに気づきました。

また、ベルツ先生と並んで置かれていた
もう一つの胸像は同じくドイツから招かれていた
スクリバ先生という方のものであるということも
知りました。

ある方が、この両先生の胸像の説明文を
紹介されていますので、そのまま
掲載させていただきます。

「東京大学名誉教師
ベルツ先生(在職1876-1902)
同スクリバ先生(在職1881-1901)は
本学部創始のころ20年以上にわたって
それぞれ内科学外科学を教授指導し、
わが国近代医学の真の基礎を築いた恩人である。
この碑は両先生の功績を記念するため
明治40年4月4日1907)建設せられたが、
このたび医学部総合中央館の新築にともなって
昭和36年11月3日(1961)原位置の
北方60メートルのこの地点に移した。
 東京大学医学部」 (平成14年6月23日記)

私は昭和38年から2年間、この構内で
学ばせていただきましたが、まったく
気づくことがありませんでしたが、
日本の医療の基礎を築かれた方だと
おもいますので、改めて訪れたいと考えています。

昨年、はじめて東大5月祭を訪ねます。
10時、東大本郷正門前10時集合です。
ご関心のある方はどうぞお集まりください。

一緒に東大の構内を見て回り、
企画を見て回り、またどなたかの
お話をうかがいたいと考えています。

東大5月祭を訪ねるわけは、
邱永漢さんが親しくされておられた
故・高島陽さんが、毎年、東大5月祭と
東工大の大学祭を訪ねておられたことに
刺激されてのことです。

たまたま昨年、5月祭を訪れた際、
ドクター中松さんの講演があり、
とても面白く聴かせていただきました。

そのお話に刺激され、
それまで読んだことのなかった
中松さんの著作を読み、
新しい発見がありましたので、
その後、中松さんの月例の勉強会や
誕生会にも参加させていただきました。

毎年、これほど楽しい体験が
期待できるとは考えていませんが
学生たちが心を凝らして企画している
ものの中には面白いのがあるのではないか、
ひょっとして時代の新しい流れに
ふれることができるのではないか、
そうしたものにふれることで、
気づかぬうちに自分のなかで
起こっているであろう“頭の固着化”に
多少ともブレーキをかけられたらうれしい
と考え、今年も訪れることにしました。

10時に集まり、東大構内を
ぐるっと一回りしたあと、
東大前の食堂で、昼食をとり、
そのあと、どなたかのお話を聞き、
そのあとお茶でも飲んで、
16時くらいには散会する予定です。

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