2007年03月

私は東京でのセミナーの多くを
渋谷区のビラモデルナという
マンションの一室で開いています。

たまたまこのマンションの一室を
持っているからですが、
私は管理組合の理事長も務めています。

このマンションは部屋数は約200室で、
ほぼ全て事務所として活用されていますが
このマンションの地下一階に受付(フロント)があり、
常時一名の者がマンション地下一階の
フロントにつき、来訪される方々の
各室への取次ぎと届けられる郵便物の処理の
サービスを24時間行に亘って提供しています。

サービスに着く人は常時一名ですが、
24時間に亘ってサービスを提供するため
午前7時30分に出社する人が2名、
午後16:30あるいは21:30に出社する人が2名
合計4名の体制を敷いています。

最近のこと、午前7時30分に出社して
このフロント業務に従事いただいてきた方
1名が退社することになりました。

このため、この人の後をついで下さる方を
下記の条件で募集します。

・勤務場所:〒150-0002東京都渋谷区渋谷1-3-18
ビラモデルナBⅠ・フロント
・業務内容:来訪者の受付と郵便物の処理
・勤務時間帯:次の4通りがあります。
A:7:30~16:30 B: 7:30~17:30
C:7:30~21:00 D 7:30~21:30
・給与:時給1,000円(月当たり17万円強になります)
(社会保険、退職金、賞与はありません)
・都内居住者を希望しています。
・勤務開始時期 :平成19年5月1日

この募集はビラモデルナの管理組合において
行うものです.今回募集している仕事を
2人で分けて行っていただくことも考えられます。
ご関心をお持ちのの方がおられましたら
戸田敦也までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
Mail:atsunaritoda@nifty.ne.jp
電話:0466-34-9299

昨日の夕方18時30分から
東京都中央区晴海の2階にある
晴海トリトンスクエアという大きな
建物の2階にあるフランス料理店
クイーン・アリス晴海で邱永漢さん
83歳の誕生会が盛大に催されました。

事前にいただいた招待状には
「今年の私の誕生日は長い間おつきあいのある
石鍋裕さんのクイーン・アリス晴海で
ささやかなパーティーをひらくことになりました。
勝鬨橋をわたった少しわかりにくいところにありますので
地図でよく研究して迷い子にならないように
時間までにおいで下さい。
そのために詳細な案内図をお送りします。」
と書かれていました。

そこで、うろうろ迷ったりして
恥かしいことにならないようと思い
事前に地図や時間を確認して
大江戸線の勝どき駅に着き、
そこから送っていただいていた図入りの
詳しい地図を片手にクイーン・アリス晴海を訪ね
おかげでスムーズに会場に着くことができました。

着いた時刻が6時ごろで、開始時間までに
まだ30分もあります。かなり早目だけれど
と思いながらも、レストランの受付で
自分の名前が書かれたカードをいただいて
中に入りましたら、かなりの方がもうお見えになり、
邱さんも出席された方々、お1人お1人に
ご挨拶をされていました。

私もお招きいただいたことのお礼を申し上げ
促されるまま、自分の席の方に動きましたら、
4人テーブルの所に席を設けていただいていました。

さて今回はどなた様とご一緒させていただくのかな
と思いましたら、この日のため、台湾台北市から
お見えになった邱さんの2人の妹様と一緒です。
もう1人は、邱さんが台湾で事業を始められたり、
日本で選挙に出られた時に支援された
新藤さんとおっしゃる方です。

私は2人の妹様のうちのお姉様の方とは
以前、誕生会でご一緒させていただいたことがあり、
できることなら、もう一度お会いさせていただきたい
と思っていました。

また、新藤さんとは以前、誕生会が終わり、
最寄の駅に向かう道中でお話させていただいたことがあり
そのキャリアから、是非一度ゆっくり話を伺いたい
と思っていました。

邱さんのご配慮で、私にとりましては
お話を伺いたいと思っていた方々3人と
ご一緒させていただき、これは
楽しいことになぞと、心が弾みました。

考えたことはすぐに実行するというのが
良いことだと思います。
そこで、私は頭に浮かんだ財務相談室を
これから開業することにしました。

考えてみれば、この30年の間に
不動産投資から始まって、
赤字部門の立て直し、
遊休地を活用した新規事業の開拓、
日本、中国での株式投資体験、
そして49歳からの第二の人生開拓、
セミナー活動を通しての支援活動などを
続けてきました。

この間、いろいろな体験を重ね
人の相談にも乗れるキャリアを
積んできたように思います。

そこで、事業の立て直し、新規事業、
転職、起業、株や不動産への投資、
税金対策などお金にかかわることについて
相談を受け、どうしたら良いか一緒に考え、
私なりの考えお伝えする財務相談業を
始めることにしました。

もちろん、人生上の全ての決定と行動は
当事者の責任において行われるもので、
私の意見は第三者の参考意見に止まる
ものです。

場所は、東京都渋谷区渋谷1丁目1の
ビラモデルナというマンションの会議室。
時間は2時間。相談料は3万円(税別)。
現在、私は問題解決の講師の仕事を
していますので、原則として
財務相談は土曜日か、日曜日に行います。

もしこのことにご関心を持たれる方は
ご一報下さい。
この事業の案内書と申込書をお送りします。

なお、これまで行ってきた
複数の方を対象にした人生設計や
理財(経済設計)や事業づくりや
海外経済視察のセミナー(勉強会)は
今後も今後も行いますのでご利用ください。

今日から数えて、10日ほど前の日、
電車に乗っていたとき、
突然、「財務相談業」を始めようか
という考えが浮かびました。

私の「財務相談」ということへのイメージの
下地には邱永漢さんがおやりになられた
「邱永漢財務相談」があります。
「邱永漢財務相談」というのは、
起業、転業、株や不動産の投資、税金対策など
お金にかかわる様々な問題を1人の人間が扱う
ユニークなものです。

その仕事のイメージを伝えるため、
邱さんがその仕事についてお書きになった
文章を紹介してきたのですが、
私は一つの考えが浮かぶと、
どうしてもそれをやってみたいと言う欲求が高まり、
その気持ちを抑えきれなくなるタイプの人間です。

たちまち、どうしたら実行できるかなと
夢想を始めた頃、ここ数年、
親しくさせていただいている
邱永漢ファンの友人からメールをいただきました。

私はいただいたメールに
自分の心に浮かんだ
「財務相談室をやってみようか」
という気持ちを伝えました。

すると友人からすぐさま、
応援のメッセージが届きました。
「財務相談室。すばらしい企画ですね。
財産運用等について相談に乗ってほしい
という人は少なくないと思います。
私も邱先生の本を読み始めたころ、
すぐに邱先生の事務所に電話を
かけてみたことがあります。
ところが、秘書の方から
『財務相談あもうやっていません』
と断られた経験があります。
これから団塊の世代が退職して老後の資産運用や
仕事の相談にくるのではないでしょうか。
私にお役に立つことがありましたら、
喜んでお手伝いさせていただきたいと思います。」

この友人は、私より二回り若い方ですが
私はわりに相性のあう邱著作愛好者です。
私が自分に万が一のことがあったら、
いま販売のために集めている
邱永漢著作(古書)を全部譲ると伝えている人です。

そういう人から後押しされたので、
決意は固まりました。

昭和45年ごろに始められた
「邱永漢財務相談室」について
その内容を伝える2冊目の著作は
『邱永漢の金儲け相談室』という本です。

この本は「財務相談室」が始められた
翌年の昭和46年に、東京スポーツ新聞社から
出版された本で、この本をお読みになった方は
おられないと思いますが、今読んでも新鮮です。

この本は「事業相談室」、「家計相談室」、
「不動産相談室」、「株式相談室」の4部で
構成され、実際に相談を受けたことと
それに対する回答が具体的に書かれています。

そして、この本の「あとがき」で、
邱さんは次のように書いておられます。
「この2年あまり財務相談室というのを設けて、
色んな人たちの金銭に関する相談相手をつとめてきた。
何十億という財産を持っている資産家から、
明日の手形をどうしようというという人。
いまの職場をやめて独立して
事業を営みたいというサラリーマンや
銀行にわずかばかりの定期預金をしているが、
こんなインフレでは老後が心細くなってきた
というご婦人に至るまで、
実にさまざまの人がやってくる。

そのお相手をすることは、
私のように仕事に追われて者にとっては、
しばしば苦痛であるけれども、
勉強になることも事実である。
豊かになった現在でも、
誰がどんな問題で悩まされているか、
具体的に教えられるからである。」
(『邱永漢の金儲け相談室』)

いま改めて、邱さんが色々な著作で
お書きになったことを思い浮かべると、
この財務相談の仕事を通して
見出されたことであることに気づきます。

邱さんにとって「財務相談室」は
「財務教習所」であったと言っても
良いのではないでしょうか。

ちなみに、「財務相談」って
英語で言えばどうなるか
「自動翻訳」にかけたら、
「フィナンシャル・カウンセリング」
という訳が出てきました。

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