2006年05月

一昨日より、大阪から東京での
中国株のセミナーに参加いただいた方が、
その後、セミナー参加者による
自由な意見交換の場、掲示板に
いろいろご意見を書き込まれ、
その頃から、掲示板にパッと
明るい光がさすようになったことを
紹介しました。

この方によれば、在職中は
邱永漢さんの本をもっぱら楽しんで
読むだけだったけど、定年をきっかけに、
“老後のボケ防止”と“欲の道連れ”で
2年前から、中国株の勉強を
始められとのことです。

ところが、成績についていうと
奥さんやご子息の方は良いのに、
ご自身がお買いになった銘柄は
下がりっぱなしで、『これはいかんぞ』
と反省して、セミナーに参加されたのだそうです。

そして、先日この『戸田ゼミ通信』に
ホンコン・スターオーさんが掲載した
「中国銀行のIPO」のコラムと、
坊井さんが掲載した「香港で銀行口座を設ける」
のコラムが面白かったとのことです。

今の時期、この二つのテーマが
中国株に関心を持つ人が最も注目していることで
第2報、第3報と続編を期待しますと
ゼミナー参加者の掲示板にお書きになりました。

こうした読者からの期待を知れば、
執筆され人も励みになり、なんとか
期待に応えようと励むに違いなく
大阪の方はなかなかの
“人間通”だと感心させられました。

そういえば邱さんの昔の著作に
『金銭通は人間通』というタイトルの
本がありました。

先日、中国株のことをテーマにした勉強会を
東京で開催したのですが、その時、大阪の方が
FAXで参加を申し込んでくださいました。

私のセミナーでは申し込みはメールで
いただくのが普通で、FAXでのお申し込みは
珍しいのですが、セミナー当日は
わざわざ東京まで足を運んでくださことに
感激し、お礼を申し上げました。

うかがいますと、長年、空調総合メーカーの
システム設計関係の仕事に従事されていて
最近、定年退職されたとのことです。
退職に際して、会社から連絡先として
メールのアドレスを求められたのですが、
会社とはもう十分つき合ったので、
これからも会社と関係を持つことは遠慮したいと
言う気持ちで、メール用のアドレスは設定せず、
もっぱらインターネットで見たり読んだり
しているだけですとのことです。

さて、私のセミナーに集まる人の多くは
邱永漢さんの愛読者ですが、大阪から参加された方も
邱さんの作品を昔からお読みになっているそうで、
セミナーに参加された人たちと一言、二言、
言葉を交わすうちに、すっかりうちとけ
口の運びも滑らかになりました。

このセミナーでは、参加いただいた人たちが
セミナーおあとも、自由に交流できるように
掲示板を設けていますと申し上げると、
大阪に帰宅したたすぐアドレスを設定して、
セミナーに参加され方たちと交流したい
とおっしゃいました。

実際、大阪にお帰りになると、すぐアドレスを設け、
そのあと、株のことや邱さんの著作のことについて
ご質問やらご意見を掲示板に書き込まれるようになりました。
ずばり本音で語られ、論旨も明快ですから
読ませていただく側も楽しくなり、おかげで
掲示板は大きな電灯がついたように
パッと明るくなりました。

お年をとっても、前向きに生きておられる方は
周りの人の気持ちを明るくされることを知り
よい勉強をさせていただいています。

3年前の秋、私は邱永漢さんが主宰する
「ハイハイQさんQさんデス」に
「お知恵拝借」というコラムを連載して
一年くらいたっていました。

多くの人たちがお読みになる
サイトで毎日コラムを書かせていただくことは
光栄なことで、嬉しいことですが、
毎日、文章を書くことを続けるうちに
それだけでは満足できなくなりました。

そこで生きがいの追求や
将来の不安に対する経済面の備えなどをテーマにして
セミナーを開けば、関心を持っている人たちが
集まってくださり、楽しい体験ができるのでは
ないかと思い、おそるおそるセミナーを開きました。

幸いにして、多くの方々がセミナーに
参加くださり、コラムを読んでくださっている方々と
実際にお会いして、皆さんのご関心に触れながら
一緒に勉強し、意見を交換することが
出来るようになりました。

最初のセミナーは東京でしたが
セミナーが楽しいものであることを知り、
大阪、名古屋、福岡、仙台、札幌にもでかけて
勉強会を持つようになり、おかげで
日本の各地に多くの友人ができました。

また、セミナーで知りあった友人たちのなかに
海の向こうに行って、見聞を広めながら、
同好の人たち相互の交流を図るセミナーの
開催を求められる人たちが現れてきました。

私はその要望にに答えるともに、
海の向こうで活動する人たちとの交流を
創り出すことも狙いにして、
中国の各地でセミナーをひらきました。
おかげで中国の各地で奮闘されている
方々とも知り合いになりました。

私がこれまで行ってきたことは
まことに微々たるものに過ぎませんが、
セミナーに参加いただいた方々の間で
交流が生まれ、多少とも役立っているようで
とても嬉しいことです。

であれば、これからも、同好の人たちと一緒に
研鑽を深める活動を続け、そのことを通じて
知り合った皆さんの交流を促進を図ることが
自分の使命だと考えて、これからの人生を
生きていこうという気になっています。

いま戸田ゼミ通信に
コラムに連載いただいている上野陽子さんは
私が東京で3度目のセミナーをひらいたときに
参加いただいき、その後上海に渡り、
当地の大学に留学されている方ですが、
先日、近況を伝えていただきました。

上野さんによると、
広島で事業を経営されているKさんが
上海にいらっしゃり、”戸田ゼミ”の
縁で交流の生まれた人たちと一緒に
食事をされたということです。

時間は短かかったけど、
Kさんの経営や投資に対する考え方を
伺うことができ、いろいろ経験されている方の
お話は勉強になったとのことでした。

またKさんに実際にお会いする前は
怖い感じの方を想像していたけど
実際におあいするととってもやさしく、
楽しくお話をしていただいた
とのことでした。

そして上海でも“戸田ゼミ”の縁で
人の輪が広がっていて、
感謝しているとおだてていただきました。

上野さんが伝えてくださったKさんという方は
大阪でひらいたセミナーにご参加いただき、
以来、香港や北京や上海のセミナーにも
参加いただいた方です。

そのKさんに用事があって連絡すると、
ご子息の1人が上海の大学に留学されることになり、
その下見に行った際に、“戸田ゼミ”つながりで、
上野さんほかの方々と楽しく交流しましたと
お返事をいただきました。

私があちこちで、セミナーを開いているのは
同好の人たちの間で交流が広がっていくことを
目的の1つにしていて、その狙いが
上海の地でも生かされ、多少とも
友人の皆さんのお役になっているようで
とても嬉しく思いました。

北京で働いている日本人青年にお願いして
日本から北京に出張する女性をアテンドして
北京で一緒に食事し、会話を楽しんでいただく
ようにしました。

その際、私の頭の中には
青年たちと女性を結びつけるものとして、
邱永漢さんの一冊の本がありました。

今回、北京に出張される女性に
私がお会いしたとき、この方は、
私に「邱先生の『口奢て久し』を読みました」
とおっしゃいました。

ご本人にとっては
邱さんの文章を読むようになった頃に
新刊本として出ていたので買って、読んだ
というに過ぎないのかも知れませんが
私には格別の思いがあります。

この著作は邱さんが、
久しぶりに連載した食の本ですが
今回、北京でお会いいただく
青年の1人にこの『口奢て久し』を
昨年、送ったのです。

昨年、私は北京でセミナーを開くため
2人の青年にお願いして
その準備をお願いしました。

準備のなかで重要なのは
セミナーに参加いただく人たちに
食事と会話を楽しんでいただく
レストランをどこにするかです。

レストランがどういうとろかで
セミナーの出来、不出来が左右されます。
そこでレストラン選びの参考書として
この本を送ったのです。

青年たちが素晴らしいレストランを
選んでくださったので、おかげで
北京のセミナーはうまく行きました。

ということで、私から見たら
今回交流いただく青年たちと
女性はこの邱さんの一冊の書で
つながっています。

北京での交流は楽しいものになるだろう
私は勝手に想像しています。

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