今から40年ほど前のことですが、
長男が小学校に通うようになりました。

こういう時を迎え、私の中に去来したのは
自分は理科や算数の根本がわかならないままに
今に至っているということでした。

最高の教育環境のもとで、
勉強させてもらったにもかかわらず、
理科・算数の本が分っていないというのは
深刻です。

私はこういう問題を解決してくれる手がかりを
求めていました。

そんななか、ある日新聞を見ていると
ある東京の公立小学校で生徒たちが
理科を楽しく勉強している様子をを伝える記事が
目に入りました。

五日連続の記事で、この授業が「仮説実験授業」というもので、
開発者が「板倉聖宣」(いたくら・きよのぶ)という人であることを
知りました。

これはいいことを教えてもらった、
「仮説実験授業」とか「板倉聖宣」さんのことを
勉強してみようという気になりました。