先日、NHKテレビを見ていましたら、
上海に「洋山深水港」という名のコンテナ港が
完成したことが伝えられました。

新しい港湾は上海から見て南の海上に浮かぶ島、
「小洋山」に建設されており、そこには
コンテナがギッシリと積み上げられ、
コンテナー・クレーンもところ狭しと並んでいます。

この島は上海市街地と「東海大橋」という名の
長い橋で結ばれるとのことです。
後で調べたらこの橋の長さは31キロで、
横浜ベイブリッジが約1キロなので、
その31倍になるわけですから、
上海の一大新名所になるのが必定で、
いずれ、この橋を車で走りたいと
思ったことでした。

2,003年に中国は輸出、輸入の合計で、
イギリス、フランス、日本を抜き、米国とドイツに次ぐ
世界第三位の貿易大国になりました。

その中国国内で、コンテナ扱い数が
いちばん多いのが上海で
深セン、青島、天津、寧波が
その次に並んでいます。

世界で見ても、上海のコンテナ取り扱い数は
香港、シンガポールにつぎ3番目です。
でも、貿易が増え続け、現状の体制では
対応できたないぞという見通しから、
今回、水深の深い海上に新しい港湾を
誕生させたのでしょう。

このような動きをみると、コンテナを造る仕事、
コンテナを揚げ下ろしするクレーンを造る仕事、
またコンテナを船で運ぶ仕事、そして港湾のなかで
コンテナの荷卸を行う仕事が増えているという傾向は
益々高まるようだとの印象をうけます。
改めてコンテナ関連の株は買いだ
と感じたことでした。