昨日、今のベトナムの事情に詳しい友人が
「この写真を見て、これがベトナムだと思い人がいるだろうか」
という映像を送ってくれました。

思うにそこは、2、3年前、またホーチミンを訪ねることがあれば
ここに来たいと思っていたところに立っているマンション群の夜景です。

この2、3年の間に工事が進んだのですね。
この写真を見て、初めてホーチミンを訪れたときのことを
思い出しました。

「知らないところに行ったときは、
その町の一番高いところに行け」というのが
邱先生の旧友、高島陽さんから教えられたこと。

それになって、ホーチミン(旧名、サイゴン)で
一番背の高いところは何処だろうと調べたら、
カラベル・サイゴンホテルの一番上にある
「サイゴン、サイゴン」という名のバーがあるところで
100メートルあるかどうかでした。

そして、数年経つうちに、展望台のある
ビテスコ、フィナンシャル。タワーが生まれ、
いま、背の高い、マンションやビルが立ち並ぼうとしています。

明らかに、ホーチミンの姿は変わろうとしています。
昔、英語で勉強しました。
「今の彼は昔の彼ではありません」。
この表現、いまのホーチミンにピッタリのようです。