我が家の次女は希望する
出版社に入ることが出来ませんでした。
ぶらぶらしているわけにもいきませんで
英語教材を販売している会社に入り、
営業の仕事に従事しました。

この仕事は実際にやってみて
自分に合わないと感じ、
会社に入って三日目に
すぐやめたいと妻に言いました。

しかし、妻からせっかく
お世話になったのですから
少なくとも一年は勤めなさい
と言われ、次女は妻の言葉に従いました。

先日の結婚披露宴にその時の
同僚で我が家にも遊びに来てくださった
お嬢様二人に出席いただきましたので
そうした友達を得るという楽しみは
あったようです。

ですが、次女はなんとか
心から楽しんで仕事ができる
職場を求め、新聞の就職案内欄を見続け
医療研究機関でスタッフが募集されている
ことを知りました。

どうして、そういう方面への就職に
関心を寄せたのか、本人に
聞いたことはありませんが
長男が医学部に進み、この方面で
研究活動を続けていますので
多少、親しみを感じたのかもしれません。

そして、面談の後、めでたく
その医療研究機関に
転職することが決まりました。

この研究所で指導を受けるようになったのが、
当時所長をされていた新井賢一先生です。