2年前に、一旦は“整体師”になることを決めながら、
未知の分野に踏み出す不安から、断念した青年が、
今年になって、久しぶりに私にメールを送り、
「自分の王国づくり」セミナーに参加して、
再度。自分の進路を考えたいと伝えてきました。

青年は東京で仕事をしています。
早速、会って話をしました。
再会を喜ぶ一方で、私は青年に質問しました。

戸田:「どうして、“整体師”の道に、
踏み出さなかったのですか。」

青年:「やっていけるか、どうかの自信を
持てなかったのです」

戸田:「前に、職場の先輩が、
『キミが進もうとしている道には不安がある』
と指摘されたと聞きましたが、その先輩は
その後、いい方向に進んでおらますか。」

青年:「いいえ。よい方向には向かっておられません」

戸田:「どうしてまた私を訪ねようという気になったのですか」

青年:「行動しないまま、じっとしていても
何も良いことが無いことを痛感しました。
それに、自分の周辺にいる人たちと話をしても
全く参考にならないことがよくよくわかりましたので」

戸田:「いまはどういうことをやってみたいと考えていますか」

青年「前からアジアで仕事をすることを夢見ていました。
邱先生はベトナムがこれから発展するとおっしゃっています。
ボクもベトナムで仕事ができないかと考えています」

戸田:「ベトナムには昨年、2回訪問し、
現地で活躍されている日本人と知り合いになりました。
ベトナムでは実に多くの方々が活躍されています。
さしあたり、現地で活躍されている日本人のことを
調べてください。そしてどういう経過をたどって、
ベトナムに行くことになったかも調べてください。
インターネットで検索したらわかります。」

青年「わかりました。この機会に新しいパソコンを
買って調べてみます」

こうして、青年の2回目の進路探しが始まりました。