私たちが故宮博物院で陳列品を見て回る間に、
あとから、続々とお客さんが入ってきまました。

お客さんの多くは外国からの観光客で
ガイドさんに導かれ、その解説に耳を傾けながら
陳列されている宝物に見入っています。

最初に私の耳に入ってきたガイドさんの言葉は、
どこかで聞いた言葉だなと思っていましたら、
ハングルでした。観光客は韓国人でした。

日本語のガイドさんに導かれた日本人観光客も
続々と入ってきました。

中国語のガイドに率いられた観光客も
いますので、台湾そして、中国大陸からの
観光客でしょう。

また頭をスカーフで覆った
アジアの人たちにも出会いましたが
マレーシアかインドネシアの人たちでしょう。

このようにアジア各国の言葉に接しましたので、
この博物館にはアジア各地の人たちが
集るんだとの
印象を持ちました。

と思ったら英語のガイドさんに率いられる
アメリカからの観光客もいました。

また服装などからアフリカからの
観光客か視察団だろうと思われる
人たちにも出会いました。

ですから、この故宮博物院には
アジアだけでなく、世界各地の人たちが
やってくるんだという見方をしなけれいけない
思いました。

そんな故宮博物館の本館の1階から3階までの
数多い陳列品を、私たちは9時から12時までの
3時間の間に
足早に見て回りました。

一体何を見たのか、すぐには思い出せませんが
帰国してから気づいたことですが、
故宮博物館のHPのオーディオには
私たちが見て回った宝物の
概要が
日本語で語られています。

この博物館を見た人には復習の参考になり、
またこれから訪れようとする人たちにとっては
予習になる教材だと思います。