去る去る7月16日、中国国家統計局は
2009年第2・四半期の国内総生産(GDP)が
前年同期に比べ7.9%伸びとなったことを
発表しました。

第1・四半期が6.1%で、
これを上回ったわけで、
中国政府の積極的な財政支出と
金融面の刺激がよい結果をもたらしている
と私は感じました。

こうした経済発展を反映してのことでしょう、
上場会社の中で有償増資に踏み切る会社が
増えているようで、先日、親しくしている
若い友人から、ある株をHSBCを通して
買ったところ有償増資の恩恵を受けたと聞きました。

この友人は、数年前、私と一緒に
香港上海銀行の香港本部に行き
銀行口座を設け、投資のためのお金も
預けました。
最近のこと、その時,預けたお金で
ある銘柄の中国株を買ったところ、、
その株が有償増資をするとの連絡を
受けたのだそうです。

そこで友人は、増資を受けるための
所定の様式の紙に、必要事項を記入し、
FAXで送信したところ、期待通り
増資を受けることができたとのことでした。

「FAXで送っただけですが、
HSBCの人たちはちゃんと
見てくれているんですね」
と青年は感心し、上機嫌でした。

日本の証券会社で中国株を買った場合は
有償増資の恩恵を受けることができないと
聞いていますので、いちど、香港の銀行や
所見会社経由で株を買い、有償増資などの
メリットを享受したら、もう日本の証券会社で
株を買うということにはならないだろうと思いました。

HSBC香港経由で株を売買するとなると
英語か中国語を少しかじておくことが必要で
株を売買する必要に迫られて、
英語や中国語を勉強するようになれば、
一挙両得ですね。