「自分にとってミッションとは何か?」
「自分にとてビジョンとは何か?」
あるいは
「自分の会社のミッションは何か?」
「自分の会社のビジョンは何か?」
と自問したら、すぐにも気づくことですが、
「ミッション」と「ビジョン」が
どういう関係にあるかがつかみにくい
ということです。
この点について、今北純一さんは次のように
述べています。
「ミッションを辞書で引くと、
『使命』『特命』『任務』とあり、
日本語では『命令されたこと』というニュアンスが
感じられるが、私がいう『ミッション』とは、
『やりたいこと、やらなければならないこと』
つまり『自らが挑戦すべき目標』である」
そして「ミッションとビジョンは一つのセット」で
「ミッションへ到達するまでのロードマップ(道筋)
が『ビジョン』なのである」
つまり「ミッションは挑戦すべき目標」、
他方「ビジョンはミッションに到達するための道筋」
と、「ミッション」と「ビジョン」が一体のものと
説明され、頭のモヤモヤが解消されます。
そして、今北さんは経営論のみならず、
「個人としてのミッションを持つことが重要である」
と人生論のなかに踏み込み、この考えに忠実に
生きてきた人生体験についても述べておられます。
私はこうした今北さんの意見と体験に触れ、
僭越ながら、この著者の話は信用できると感じ、
今北さんの一連の著作を一気に読み通し
ミッション、ビジョンについての理解が深まり、
視野がひろがりました。
これが3月から5月にかけて
「ミッション、ビジョンメイキングセミナー」
を開設することにした舞台裏です。
「ミッション」や「ビジョン」という概念を
身につけ、自分が進めべき目標や
そこにたどりつくための道筋を明らかにしたい
と思われる方はどうぞ、ご参加ください。