6月20日、
邱永漢さんは上海、永華大楼での講演で
これからは資源開発が最重要のテーマになると
これまで訪れた江西銅業(銅)、
北控水務(水)、永保林業(木材)
に言及しながら、次のように話されました。

中国、インド、ブラジル、アフリカなどの
新興国の経済が発展し、工業製品が売れはじめると
資源の不足が目立つようになります。

石油、石炭、鉄、アルミ、
そして銅、ニッケル、タングステン
また稀土に至るまで、
資源が不足するようになります。

この2、3年、世界的な金融不安のため、
中国でも資源に対する需要が減少して、
資源産業は厳しい状況におかれましたが、
昨年から市況が着実に恢復を、
今後も続いて上昇気運に乗るのではないかと見ています。

今回、中国の資源開発の関係者が
自分たちの事業の将来をどう見ているか、
聞きくたなったので、今回新彊ウイグル自治区の
新キン鉱業や、洛陽モリブデンを訪れました。

いずれも業績がよく、
挙げた利益のほとんどを配当に回しています。

この資源開発の状況を調べる旅は今後も続き
8月にはモンゴルを訪れ、懐かしいカシミヤの会社や
イータイコールを訪れることにしています。

またいまひとつ木になっている会社があり
コード番号が2128です。10月に訪れることにしています
(注:この会社は農業用水をプラスチックで運べることを立証した
中国連塑であると後日もしQで紹介されました)。

いずれにしても次に不足するものは何かの探求が重要です。

その点に焦点をあて、自分の目で確かめないと安心できないので
現場に足を運び、この会社の社長さんはしっかりしているか
人格が確かな人がどうかといたことを含め、調べていくつもりです。

と結んで、邱さんの講演は終わりました。
熱のこもった講演に参加者から猛烈な拍手が起こりました。

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