来年の2月10日、

中国株のことを深堀敬三氏(東洋証券)に

ベトナム株のことを平本裕志氏(ジャパン証券社長)に

お話しいただく株のセミナーのセミナー

を東京・新橋で開催くことにしました。

 

このイベントは、邱永漢先生が急逝され、

先生に信頼を寄せていた人たちが

直面することとなった問題の解決に

幾分なりとも役立つ方法がないかと考え、

東洋証券の深堀さんを訪ね、話す中で

生まれたものです。

 

深堀さんは上海邱友会(中国株勉強会)でいつも

邱先生の前に株のレクチャーをされてきたわけですが、

こうおっしゃいました。

「できるだけ多くの邱ファンに

お話ししたいことがあります」

 

それがどういうことであるかを聞く前に

私はすかさず、お願いしました

「私の勉強会に深堀さんをお招きするので

お話しいただけないですか」。

 

深堀さんは、その場で

「結構です。お話しさせていただきます。
深堀個人の立場でお話しします」

と言ってくださったのです。

 

こうして、2月のイベントの骨格ができたのですが、

深堀さんが昔の話をされました。

「戸田さんは、前に、分厚いコピーを束を

私に下さいましたね」。

 

私は理解できず「最近の古都ですか」と聞くと

「いえ随分前のことです」とのこと。

 

「そんなことありましたか?」と言って

深堀さんとの交流をたどるなか思い出しました。

 

10年前のことになりますが、

深堀さんも私も邱先生の「ハイハイQさん」

で連載することになったのですが、その頃、

東洋証券の本社を訪ね、

深堀さんにコピーの束を渡しました。

 

邱先生が昭和35,6年の頃、

『週刊公論』という週刊誌に連載された

「会社拝見」を国会図書館でコピーしたものです。