ミャンマーを訪れる前にいろいろ調べ
ミャンマーの人達の識学率は
開発途上国の中では比較的高く
労働力として優れていることを
頭の中に入れていました。
しかし、「過去は知らず、
いまのミャンマーは貧しい、
そのミャンマーの人達がどうして識字率が高く
また勤勉なかのか、なぜだろう」
と思っていましたが、私の疑問を
ガイドさんが解いてくれました。
ガイドさんによると
ミャンマーの識字率の高さは
寺院によるボランティア教育、
日本の江戸時代にあった寺子屋制度に
あったとのです。
自身が僧院で勉強してきたといい、
留学したことがないのに日本語を上手に話し、
またスペイン語も話して、スペイン人相手の
ガイドもしているというのですから、
説得力があります。
日本の外務省も
「ミャンマーでは伝統的に僧院での寺子屋式教育が普及し、
また歴代政府がミャンマー語の普及に務めてきたため、
識学率は約80%と開発途上国の中では高い水準です。」
と説明しています。
また外務省はミャンマーにおける学校制度について
次のように説明しています。
「ミャンマーの学校はすべてが公立校で、
1年間の幼稚園課程を含む小学校が5年間、
中学校が4年間、高校が2年間、
大学が4年から8年間となっており、
義務教育制度はありません。
小学校から毎年進級試験が行われるため、
かなりの生徒が留年したり、
退学することになります」