ベトコンバンク・ビン会長の
心温まる御挨拶で
私達の心の中にあった国境の垣根が無くなり、
質疑応答が続く中で、
同行の事業状況についての理解が深まりました。
印象に残ったのは、
ベトナムでは銀行の利用度合いがまだまだ低いことで、
成長余地が大きいと感じました。
また「株の9割はベトナム政府が保有しているが、
戦略的パートナーを探索中です」との説明がありました。
さしたる注意も払わず聞いたのですが、
その年の11月、「みずほフィナンシャルグループ」が
約450億円でこの銀行の発行済み株式の
15%を取得することが発表され、
水面下で日本の銀行との間で交渉が
行われていたことに驚いたことでした。