「略称としてテレコム・インドネシアとも呼ばれる
PTテレコム ニカシ・インドネシア(TLKM)は、インドネシア
政府が株式の51.2%を保有。
インドネシア(ジャカルタ証券取引所)のほか、
NY、ロンドンにも上場しています。
主な事業部門は、携帯電話、固定電話、
データ・インターネットサービス、仲介取次ぎサービス、ネット
ワークサービスなど。
携帯電話とデータ・インターネットサービスのウェートが大きく、
両部門の売上比率はそれぞれ全体の39.7%、35.3%を
占めます。
同社の携帯電話シェアは圧倒的。
昨年9月末時点で53%に達するなど、
2位以下を大きく引き離します。
参考までに、ライバルのXLアシアタ(XL)は18.9%、
インドサット(ISAT)は18.8%、
バクリエ・アンド・ブラザース(BNBL)は2.7%です。
成長性にも期待がもてます。
インドネシアの携帯普及率は
飽和状態に近づきつつあるものの、
これからはスマートフォン(スマホ)の
販売増が見込まれるからです。
同国の12年度スマホ普及率は
17.7%にとどまるため、
先進国に比べてまだ成長の余地が大きいとえいます。
もちろん、同社にとっては収入増の材料です。」
(出典:亜洲IR株式会社。2013年)