入院中に読んだ柳井さんの本で、
前書きで書かれている文章が勉強になりました。
以下に引用させていただきます。

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私が若い人に一番伝えたいのは、
人生は希望を持たなければ生きて行けない、ということだ。

希望とは、
言葉を変えれば、理想や人のため社会のためという崇高な思い、のことだ。

「希望なんて持てる状況ではない」という若者もいるかもしれない。
だが、そういう人でさえ、毎日、食べる事ができ、生きている。それで十分だ。
どんなに苦しくても、希望を抱く事は出来る。

自分の心の内側ばかりを見つめるのはやめた方がいい。
私も大学時代は、本当の自分とは何か、などと日々悩んでいた。
だが、社会に出ると、毎日、「会社がつぶれる」
「家族や社員が路頭の迷う」といった不安にさらされ続けた。

そこで、気づいた。自分の内側を見つめていても、
結局何もうまれないし、解決も出来ない。

 最近は「頑張らない生き方」をすすめる本が巷ににあるえている。でも、頑張らない人生に価値がない、と私は思う。「生きる」ことは、
すなわち「頑張る」ということだと信じるからだ。