邱先生が成長経済下の日本と
同じく、成長経済下の中国で、
その後の交通事情の発展で
ブームを呼び込みそうな会社の株を選ぶ
二つの経験を見てきました。

日本では、自動車の増加が
道路の拡張をもたらすので、
トンネル掘削専門の会社と、
橋梁建設会社が伸びると予測し、
それがピタリと的中し、
都心でビルを建てるという
儲けをもたらしました。

他方、中国では、いずれ
バイクが増えるだろうと読み、
バイク・メーカーの隆盛を予測したものの、
これが外れ、さしたる儲けを手に入れることは
できませんでした。

この二つの経験から、
株式投資においても、世の変化をどう読むかが
儲けを大きく左右することがわかります。

つまり、株で良い成績を挙げようと思ったら
的確に先を読むことが必要で、
そのため先見力とか推理力というスキルを
磨くことがたいへん重要だということになります。