ここで、私たちが歩いてきた道を振り返ることにしましょう。

私たちは広州地下鉄1号線「長寿路駅」の出口から
西に伸びる「宝源路」に出てこの通路を歩きました。

そして、この通りで、「西関大屋」と呼ばれる住宅に出会いました。

この街に20年住んでいる伊藤かつみ様によると、
この周辺んオールド広州のカルチャーが詰まっている
とのことです。
「この住宅は広東省、広西省一帯(嶺南地方)の
特色を持つ住宅が数多く見られ、
古老大屋」との俗称もあり、
清の末期に広州の名門や貿易で
財を成した豪商が西関で建てたため

西関大屋と名付けられました。

この建築スタイルは清代の後期、
同治、光緒年間(1862~1908)のもので、

19世紀の中後期と20世紀の20年代で最も繁栄していた。」