ベトナム証券取引所に上場しているベトナムの会社については
これまで外国人投資比率49%(銀行は30%)が設けられてきましたが
昨年6月、ベトナム政府の基本方針として銀行を除く外国人比率を
撤廃することが確認されました。

この動きを受け、本年7月 20日(水)、
ベトナム国家証券委員会(SSC)は、
ビナミルク株式会社VNM に対し、
外資出資規制撤廃を認め る正式な通知を行ったとのニュースが報道されました。

その後、VCD(ベトナム証券保管振替)機構及び、
ホーチミン証券取引所の手続きが完了し、
7月 22日(金)の取引から、VNM の外国人保有比率の上限が 100%になりました。

ホーチミン証券取引所に上場している大型優良株のなかでは、
サイゴン証券(SSI)に続く、2番目の 外資出資規制撤廃銘柄です。
(出典:ビナミルクについての報道についてはニュース証券)

このため、私が主宰するアジア株セミナーに参加されている方々の間で、
ビナミルクへの投資が関心事の一つになっていますが、
このビナミルクにつき、本日、日経新聞が
「33%増益ー1〜6月最終 中東など海外好調」と伝えました。
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ベトナムの乳業最大手、ベトナム・デイリー・プロダクツ(ビナミルク)が
4日までに発表した2016年1~6月期決算は、
純利益が前年同期比33%増の4兆9860億ドン(約220億円)となった。
中東、カンボジアなど海外売上高が半期で過去最高となったのがけん引した。
国内シェアは約4割と低下傾向にあり、今後も海外市場の展開に力を入れる。

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この報道の続きは次回、掲載。