昨年、4月、広島でセミナーをひらきました。
そのとき、愛媛から1人の青年が参加してくれました。
午後1時に始めた勉強会が進んで午後5時になり、
勉強会を終えようとしたとき、青年が口をひらきました。
「センセイ、実は深センの会社に移ろうと
思うのですが、どんなものでしょうか」。

青年によれば、いま愛媛で人材派遣会社に
勤めているけど、深センの人材派遣会社に
転職することを考えていて、すでに奥さんと
一緒に深センの地を訪れ、そちらの会社の
人とも会っているというのです。

ただ、実際に踏み出すことについて、
自分にも奥さんにも少し躊躇があり、また
近親者を含め周囲の人たちの了解を
とりつけるのも大変だということでした。

この時、広島市で活動している経営者で、
1月、私と一緒に深センを見て回った方が
参加されていて、この人が、激励されました。
「そんなこと、決まっているんじゃないの。
10年先、自分がどういう状態になっているか
考えたらいいんじゃないの。
愛媛でいまのまま仕事をしている自分と
深センに居を移して仕事をしている自分と
どっちがいいと思う。深センに移って
仕事することでキマリじゃない?」。

青年はこの人の話に聞き入り
「確かに愛媛だと仕事が少なくて大変だけど、
深センの会社は仕事がありあまるほどあって
どうさばくか大変のようです」と応じました。

青年は、また深センを訪れ、転職しようかと
考えている会社の経営者とも会うとのことで、
私は香港セミナーで知り合った深セン在住の友人
つまり、今回、深センでのセミナーを
企画してくださっている人に会って話を聞くようすすめました。

青年は私の友人にも会って、話をしたようで、
それから4ヶ月たった8月末、転職を決断し、
関西国際空港から深センに飛び立つ直前に
メールを送ってくださいました。

前回は広島で、愛媛で働く青年としてお会いましたが、
来年の1月は深センで働く青年として
会えるだろうと楽しみにしています。

私がふだん日本国内で開いているセミナーは、
生き甲斐の増進とか、将来に備えての財産づくりとか
精神面、経済面での一層の豊かさを探求するもので、
こうした事柄は海外で活動している人たちにとっても
重要なものだと思います。

そこで、日本各地で活動している日本人を
案内して、海外でのセミナーを開く場合、
開催地周辺で活動している同胞の人たちにも
声をかけ、互いの交流を深めるようにしてきました。

昨年はじめて、香港でセミナーを開いたとき、
この考え方にもとづいて、開催地の香港で
活動されている方々に声をかけました。
すると香港で働いておられる方々だけでなく、
深センとか東莞とか広州とか、名前だけは
よく耳にする華南地区の各地で活動されている方々が
参加してくださいました。

このことで、香港と深センとか東莞とか広州は
日帰りできる距離にあることを知ったのですが、
このセミナーのおかげで、華南地区で
働いておられる方々と知り合いになり、
今では、すっかり親しい間柄になりました。

来年1月8日、深センで開くセミナーは、
このような友人の方々に
アドバイスをいただきながら
企画し、開催するものです。

華南地区には大勢の日本人が
活動されているとうかがっています。
自分で言うのもおかしいですが、
私が主宰するセミナーには、
前向きの姿勢で活動されている方々が
お集まりになられます。
セミナーはこうした方々との交流する
キッカケを得る機会になると思います。
ご都合がつけば、是非ご参加ください。

1月8日、深センでセミナーをひらきます。
セミナーの一つは深セン市内を見て回ることですが、
そのあと華南地区で活動されている友人たち
2人に体験談を語っていただきます。

1人の方は、いま深セン市内の
日経企業に勤務し、経理の仕事をなさっている方で、
「深センでの働く」というテーマで
体験談をお話いただきます。
この方は「会計」の仕事を求めて、
中国にわたり、仕事を探す中、
深センで仕事をするようになりました。

一昨年の正月、私が当時掲載していた「ハイQ」で
「皆さん勉強しましょう」と呼びかけた時
それに応じるメールをいただきました。
そして今年1月、香港でセミナーをひらいたとき
参加いただき、これらのことが機縁で
交流するようになりました。

もう1人の方は、香港にオフィスを置きながら、
中国各地や台湾の企業と連絡を取りながら
技術系の商社活動を展開されている
日本人経営者の方です。
台湾の大学に留学し、その後商社で働いた後、
起業された方で、「香港を拠点に起業する」
というテーマで、体験談をお話いただきます。

こうした話のあと、深セン市内で夜食を
楽しみ、参加された方々が互いの交流
を楽しんでいただきたいと考えています。

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