この20年ばかりのあいだにバブルが起こり、
不動産が急激に高くなったと思ったら、
たちまち激しく下落するということを体験してきました。

それがいかに激しいものであったかは、
不動産で財を成したと言われていた人たちが
没落の憂き目に会い、またそうした人たちに
お金を融資してきた銀行がこの世から
名を消したことが物語っています。

ならば、不動産は財産の一つとして
持つのに適さない性質のものでしょうか。
素人投資家には手も足も出せない
ものなのでしょうか。
私はそうは思いません。

というのも20年ばかり前、
ささやかながら、投資向きの不動産を
手に入れましたが、価格暴落の嵐に
さらされながらも、不良資産化させず、
持ち続けることができているからです。

なぜ持ち続けられてきたのでしょうか。
便利のいいところに立地し、
1人のテナントが去っても、
また新しいテナントが見つかるような
不動産を選んだことが大きく
寄与していると思います。

ですから、これから投資向きの不動産を
手に入れることを願っている人には
このことを強調せずにはおれません。

ただ口で言うよりも、実例を案内した方が
理解していただきやすいだろうと考え、
僭越ですが、そういう要件を備えていると思う
マンションに友人たちを案内したのです。

8月下旬のある日、東京の目黒区の区民館で
「株の原則」の通信勉強を受けていただいた
人たちに集まっていただき、株の話を中心に
いろいろ話し合っていただきましたが、
このとき富山から参加されていた方が
久しぶりに東京に出てきたので、
繁華街を見てみたいとおっしゃいました。

また東京で共働されているご夫婦が
参加されていて、その奥さんが、
自分は不動産にも関心を持っているけど
買いたいと思う都内のマンションは
目が飛び出るほど高く、とても
手が出ないとおっしゃいました。

この二人の話をうかがって、
4半世紀ほど前のことになりますが、
自分が30代の半ばであったころ、
投資向けのマンションに関心を持って、
渋谷、赤坂、六本木、新宿など
繁華街を歩き回り、渋谷区にある
マンションの一室を手に入れた
頃のことが頭をよぎりました。

そして、その渋谷のマンションに
案内しようかという考えが浮かび、
打診したところ、賛同いただいたので
目黒を出て渋谷に向かい
マンションに案内しました。

現場に案内すると、このマンションを
手に入れた頃のことが思い出されます。
私はマンションの会議室に案内して
自分が体験したことの一部始終を話しました。

「株の原則学習セミナー」に
参加していただいた方々のうち、
数人の方に、今度はお会いして
意見交換したいのですが、いかがですか
と申し上げたところ、賛同いただき、
残暑厳しい8月下旬のある日、
東京、埼玉、栃木、富山の各地で
活動されている方々に東京の目黒に
集まっていただきました。

互いに初対面の間柄ですが、
同じ教材で勉強した仲間ですから、
たちまちうちこけ、本音で意見を
交じえることになりました。

私から、投資暦をうかがうと、
中国株を始めて数年になる人、
最近はじめばかりの人、
まだ株は買っておらず
近いうちに中国株を買うつもりという人
などキャリアはマチマチです。

そして“株の原則”には
どういう印象をお持ちですかと聞くと、
中国株を始めて数年になると
おっしゃる方が
「株の原理・原則は頭では
わかったつもりになっていても
実際に実行に移すことは難しい」
と感想を述べてくださいました。

確かに「株は安くなったときに買うのがいい」
と言われても、安くなったときは、概して
株への興味が薄れ、買いたいという気持ちが
薄らいでいる時ですから、そういうときに
株を買うにはかなりの思い切りが必要です。

ですが、その難しいことをやってのけて
初めて、チャンスをつかめるのですから、
心のなかの抵抗感を克服して
動くことを習慣化することが
大事ですね申し上げました。

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